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健常者とのちがい

発達障がい者は同じ発達障がい同士としかケンカしない!?

健常者はただ静かに離れていくだけ?

 

 

どうもNEIです。

 

今回は自分が発達障がいであるために、健常者たちの中で理解されずに悩んでいるという人に対して

その理解されない相手は本当に健常者なんですか?

という問題提起をしたいと思います。

 

というのも、周りで起こっている『いざこざ』や、『表面立っての揉め事』というものが

実は発達障がい者同士(グレーゾーン含む)の間で起こっていることの方が多いというのを実感しているんですね。

 

表面的には「発達障がいの理解を!」と呼び掛けている当事者なんですが、

その実、同族嫌悪というか、同じ発達障がいの人たちとばかり揉め事を起こしている。

 

これでは、結束して発達障がいというものを世間に理解してもらうなんて夢のまた夢、状態です。

本当に世間に発達障がいというものを分かってもらうためには、

「仲間割れ」のようなことをしている場合ではないんです。

発達障がい同士で揉め事を起こして、醜態を晒している場合ではないと。

 

では、なぜ揉め事やケンカというのが、「発達障がい同士」の間で生まれて、

健常者と発達障がい者の間ではそれほど起こっていないのか。

 

それについて話していきたいと思います。

 

強すぎる「分かってもらいたい」という思い

 

これについて説明していく上で、「分かってもらいたい」という気持ちの強さについてまずお話ししなければなりません。

 

人間生きている限りは、一人では生きていけません。

他者と協力し合いながら、互いに助け合って生きている。

そのうえで必要なのが「分かってもらいたい」という根源的な気持ちです。

 

この気持ちを原動力として、私たちは自分とは違う誰かを求め、

”繋がろう”と努力するわけです。

なのでこの「分かってもらいたい」という気持ち自体は悪いわけではなく、むしろ大切な欲求と言えます。

 

しかし、実はこの「分かってもらいたい」という気持ちは非常に厄介な性質を持っています。

それが、

 

「分かってもらいたい」気持ちは、

「分かってもらえた」経験が多ければ、弱まり

逆に、「分かってもらえた」経験が少なければ強まる

 

という性質です。

 

持っていないものはもっと欲しくなるし、持っているものはお腹いっぱいで、必要なくなる。

これは自然の摂理として当然のことと言えます。

 

・ごはんをいつもお腹いっぱい食べさせてもらっている子なら、食べ物への執着は小さく、

逆に

・ごはんを普段ろくに食べさせてもらえていない子どもは食べ物とあらば飛びつく。

 

それは「分かってもらいたい」気持ちであっても同じことが言えるんです。

 

 

では、「分かってもらいたい」気持ちが強い人、弱い人はそれぞれどういう人か。

これは非常に単純です。

 

・「分かってもらいたい」気持ちが強い人は、似た人が近くにいない人

・「分かってもらいたい」気持ちが弱い人は、似た人が近くにいる人

 

それぞれ、前者はマイノリティ(少数派)、後者はマジョリティ(多数派)、という構図になります。

これはその言葉の通り、少数派であるマイノリティは近くに似た人がいない、

逆に多数派であるマジョリティは近くに似た人がいるわけです。

 

今回の場合はもちろん、マイノリティ=発達障がいを持つ人マジョリティ=健常者となりますね。

 

つまり、ここまでで

・発達障がい者は「分かってもらいたい」気持ちが強い。

・健常者は「分かってもらいたい」気持ちが弱い。

 

と言い換えることができるわけです。

 

そもそも”近づかない”という選択肢について

 

私は仕事柄たくさんの仲悪い子たちというのを指導してきました。

 

そのときに決まって言っていたのが、

「自分と合わない人がいるのは当然で、そういう人と無理に近づく必要はないじゃないか。」

というセリフです。

しかし、それでも仲悪い子どもはお互い見えない引力にひかれ合うように近づいていきます。

そしてまたケンカするわけですね。

 

私は不思議に思いました。

「どうしてケンカすると分かっているのに近づいていってしまうんだろう・・?」

 

でもそれは仕方がなかったんです。

・「分かってもらいたい」気持ちは強くなればなるほど、抗いがたい大きなパワーとなる

からです。

 

こうなってしまうと、正常な判断はつかなくなってしまう。

・破綻すると分かっていてもお金をつぎ込んでしまうギャンブラーや、

・いつも失敗していると分かっていても飲み過ぎてしまうドランカー

のように、

「合わないであろう」「ケンカになるであろう」と分かっていても、

理解を求めて、近づいてしまうんです。

 

その結果、当然ケンカしてしまう。

そんな悪循環が発生していたわけです。

 

「分かってもらいたい」気持ちが強い人には、”そもそも近づかないという選択肢”を選ぶことが難しいわけです。

 

 

健常者は離れていき、発達障がい者同士は引かれ合う

 

これまで説明してきた通り、

 

・「分かってもらいたい」気持ちが強い発達障がい者は「合わない」と思っても離れられず、

・「分かってもらいたい」気持ちが弱い健常者は「合わない」と思えば離れていく。

 

となります。

 

だから、発達障がい者と健常者はたとえ

「合わなかった」としてもケンカや揉め事にまで発展しないんです。

なぜなら健常者の方が、見切りをつけてフェードアウトしていくから。

 

反対に発達障がいを持っている人同士では、互いに

「合わない」と分かっていても行くところまで行ってしまう。

つまりケンカや揉め事にまで発展してしまうわけです。

なぜなら、

「近づかない」という懸命な選択肢を選べるだけの正常な判断力を失っているからです。

やめたいけど、やめられないわけです。

 

これは恋愛でもお金でも、あらゆるモノに共通する性質です。

 

たくさん持っている人には余裕があり、さらにそのモノが集まってくる。

持たない人には余裕がなく、さらにそのモノが離れていく。

 

この、好循環と悪循環が対となっている構造は「コミュニケーション」というモノにも当てはまるというわけです。

 

まとめ

今回は、「発達障がいの人がなぜ発達障がいの人とばかりケンカしているのか?」

ということについてお伝えしました。

 

その理由として、

・「分かってもらいたい」気持ちの強さというパラメータについて説明し、

・「分かってもらいたい」気持ちが強ければ強いほど、

コミュニケーション上でのコントロールが失われ

・「そもそも”近づかない”という選択肢」を選べなくなってしまう。

ために、最終的にケンカや揉め事にまで至ってしまうことが多くなる

 

ということでした。

 

では、この「悪循環」ともいえる状況をどう打破していけばいいのか。

私はこの状況・・・コミュニケーションにおける弱者がさらに貶められていく状況について

頭を悩ませていました。

 

そしてその「逆転」はどのように起こせばよいのか、常に考えてきました。

そのためには、

・決してマジョリティ(健常者)のやり方にとらわれることなく、

・発達障がい者やマイノリティ独自の、

・コミュニケーション上の「方法」と「ステージ」を整える必要があると考えています。

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今回は以上です。それでは!

 

 

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