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健常者とのちがい

【女性編】発達障害の人が同性をニガテとする3つの理由

どうもNEIです。

以前、発達障害の人同性苦手説(男性編)を公開してから、

「めっちゃわかります!」

「私は異性のほうが苦手です!」

「女性編楽しみにしてます!」

などなどモノスゴイ反響を頂いておりました。ただ最近は少し忙しくてブログの方がなかなか更新できてませんでした。というわけで、やっと重い腰を上げて「女性編」を書こうと思います。

 

※ブログの音声バージョン(記事と同じこと喋ってますが、声のトーン、間などブログより情報量が多いので合わせて聴いて頂ければ。)


 

さらっと前回のおさらいですが、発達障害のある男性は、「何の時間かわからない沈黙の間」が苦手なのではないかという仮説を立てました。

でもそれだと、

比較的よく喋りがちな女性と、発達障害のある女性があまり相性よくない

ということと矛盾してきますよね。っていう問題提起で終わったと思います。

まだ読んでない方はぜひ前回の記事も読んでおいて頂ければ。⇒発達障害の人は同性が苦手説(男性編)

 

 

私自身この矛盾は一体何なのかと考え続けていたんですが、

ありがたいことに、「私は女性ですが、女性と接するとき○○が苦手なんだと思います」みたいなご意見をたくさん頂きました。それらも加味した上で、私なりにこの記事をまとめていきたいと思います。あくまでも仮説の域は出ませんので「偏見じゃないか」というご意見も前回はあったんですが、一つの読み物として楽しむ感覚で読んでもらえたら幸いです。

 

(理由1/3) 女性の方が同調圧力が強いから

 

1つ目のご意見は、メルマガの読者さんから頂きました。私は女心がわからない選手権があればトップ集団に属するレベルなので、とても助かります。それが、

女性の方が同調圧力が強いから

というものです。同調圧力というのは、「私は○○だと思うんだよね、あなたもそう思うよねー?」みたいな、自分の意見を人に押し付けてくるヤツですね。

たとえば、「仕事中に私語ばっかりしてくるのよね、私は仕事中は私語を慎むべきだと思うのよ。そう思わない?!」とか。まあ、こういう場合はルールやマナーの域に入ってくるので、まだ同調圧力としては弱いと思いますが、「やっぱりマカロンって最高よねー?そうよね?」みたいな、もはや好き嫌いやろ!っていうようなモノまで自分の趣味嗜好を他人にも同じように求めてくるというのは完全なる同調圧力と言えますよね。

で、その同調圧力っていうのが男性より女性の方が多いのかもしれない。

ということですね。確かに、経験上だけの話で言えば、男はあまり「お前もそうだよね??」みたいな会話はしてこない印象ではあります。ただ、私の人付き合いのサンプルのみでは統計データとしてはショボすぎるのでより多くのデータが必要ですね。まあそもそも、全部「人によるやん」って言われたらそれで終わりなんですけどね、こういう話題っていうのは。。あくまで、そういう傾向があるんじゃないか、っていうのを世に投げかける意味を込めて書いてますので当てはまらない方や納得いかない方にはスイマセンということで。

発達障害のある人は、男性女性に関わらず「周りと違っている」可能性が高いです。

そこに「あなたも一緒だよね?」みたいなことを言われると「イヤちげーよ。」ってなるわけです。その同調圧力みたいなものにもうウンザリしている。だからこそ同調圧力迫りがちな女子に対して、発達障害のある女性がウンザリして近寄らなくなってしまう、というのは納得がいく話です。

一方、発達障害のある男性×女性について考えてみると、

男に対して「あなたもそうだよね?」みたいなことは、なかなか言いにくい。そもそも性別が違うので、同調を迫る必要性がそんなにないのかもしれません。

だから、

・女性同士だと同調圧力強め⇒発達障害の女性女性が苦手

・男性対女性だと同調圧力弱め⇒発達障害の男性女性が平気

ということになります。これなら矛盾はありません。

 

 

(理由2/3) 会話に目的・オチがない

 

 

これはまあ男性と女性の違いとして良く言われるヤツなんですが、

会話に目的やオチがない

っていうやつですね。これもある発達障害の女性からのご意見のひとつです。

発達障害の女性は割と、目的やオチを持って喋るような気がするんですが、健常な女性は割とマシンガントークする割に目的もオチもないことが多い。(あ、もう人それぞれっていうのは前提で書いてるので以降断りは入れませんw)

これに関しては、発達障害の男性であっても目的やオチのないトークは割としんどいと思うので、女性対女性に限った話ではないと思います。ただ、「女性がひたすら目的もオチもなく喋って行くのを聞いてやるのが男である」みたいな騎士道精神が浸透していなくもない気もするのでただ男性は耐えているだけかもしれません。耐えた先に女性からの信頼を勝ち得るみたいな下心もあったりするかもしれませんし。

なので、この説は仮説としては若干弱いかなーという印象ですね。

 

(理由3/3) 同性同士の『ポジション争い』の感覚が分からない

 

最後に、男性・女性両方に当てはまる説を唱えます。それが、

同性同士だと異性を勝ち取るために『ポジション争い』の意識が発生するが、

発達障害の人はそもそもその『ポジション争い』の感覚が存在しない。

という仮説です。

この理屈が私的に一番しっくり来るし、男性編・女性編どちらの場合でも当てはまると思うんです。どういうことか説明します。

ポジション争いとは

種として、優秀な遺伝子を残すため、動物には「競争」があります。

・クジャクであれば、よりド派手な羽根。

・ライオンであれば、より獲物を仕留められる強さ。

・シカであれば、より大きくて立派なツノ。

こういったモノたちはオスであればメスを、メスであればオスを獲得するためのアピールポイントです。これらのアピールポイントを突き合わせ、他の同性と比べて勝った個体が子孫を残すことができる

この子孫を残すための競争は、同性同士で行われるモノです。オスにはオス同士の争いが、メスにはメス同士の争いがあるわけです。では、人間の場合、羽根やら強さやらツノやらに当たるアピールポイントは何なんでしょうか。

集団生活をしていたサルの子孫である私たちにとって、優性である証明というのは「群れでのポジション」です。集団の中でどの地位、ランクにいるのか。それがもっとも重要視されるんです。

一番上のボスザルであれば言うことはありませんが、ボスは1頭だけですから、ボス以外のサルはより上位のポジションを狙っていきます。これが「ポジション争い」です。

私たち人間にとって、「強くある」ことよりも「イケメン(美人)である」ことよりも「金を稼げる」ことよりも、「集団でのポジションがより上である」ことの方が本能的に重要ということです。

 

『ポジションを把握するセンサー』の欠如

「群れでのポジション」が子孫を残していく上で非常に重要である以上、人間は基本的に同性と出会ったときに「相手が自分より上か下か」ということを推し量るセンサーを備えているはずです。でなければ、自分のポジションが把握できず、「ポジション争い」に参加できないからです。

・自分より上のポジションである(と思っている)人に対しては、へりくだったり媚を売ったりするし、

・自分より下のポジションである(と思っている)人に対しては、エラそうにふんぞり返る

健常者ってそういうところありますよね?こういった行動により、自分のポジションを確固たるモノにすることは私たち人間が子孫を残していく上では非常に重要です。だけれども、発達障害の人にはそのポジションを推し量る感覚が分からない。そのためのセンサーが壊れているのではないか、というわけです。

これは、以前の発達障害の人は筋を通せずに人間関係で失敗するⅡでも触れた「第3者が把握できない」にとても近い欠損です。集団での立ち回り、ポジション争いがニガテな根本的な理由として、私たちが第3者の目を意識し辛いことは大きく関与していると思います。

つまり、発達障害のある人は

どんな相手であっても上下をつけない。誰にでも平等に接する

傾向があるということになります。

しかし、同性同士の場合、しかも相手が健常である場合、「相手は常にポジション争いを意識している」わけです。そのために、よくわからないけどエラそうにしてきたり、よくわからないけどへりくだってきたり媚を売ってきたり、してくるんです。それは言語で認識できるレベルだけではなく、態度でも発されます。

相手はもしかしたら無意識なのかもしれませんが(私は健常である人の気持ちもポジション争いの感覚もないので意識的か無意識的かは判断できない)、常に「相手をポジション争いで有利になるように態度でけん制している」ところがあるように思います。その態度や言動が、発達障害のある人はニガテなんじゃないだろうか。

これが3つ目の仮説です。だから、発達障害の人は同性がそもそもニガテなんじゃなかろうか、ということです。

 

まとめ

さて、今回は発達障害の人は同性が苦手説2『女性編』ということで、3つの理由(仮説)を挙げてそれぞれ説明させてもらいました。

(1)女性の方が同調圧力が強いから では、女性⇒女性の場合「あなたも同じだよね」という同調圧力が強めであるため、発達障害の女性は同性がニガテなんじゃないだろうか、という理由

(2)会話に目的・オチがない では、健常な女性は会話の目的やオチを意識することなく喋りガチであるのに対し、発達障害の女性は比較的、目的・オチを意識していることが多いために「だからなんやねん!」となってしまうことが多いのではないか、という理由

(3)同性同士の『ポジション争い』の感覚が分からない では、サルの子孫である人間は「群れでのポジション」を同性同士で常に競っていて、その際に「相手のポジション」を感じ取るセンサーを使っているが、発達障害の人にはそのセンサーが欠損しており「ポジションの上下」の感覚がわからない。だから、相手が発する「ポジション争い」を目的としたトークや態度がニガテなのではないか、という理由

の3つでした。どれが正解ということではないと思いますが、こういうことに思いを馳せてみるのも面白いのではないでしょうか。

ただ、だからといって「自分は同性と仲良くできないダメなヤツなんだ・・・」みたいにふさぎこむ必要は全くないと思います。

それも自分の特徴であり、特性であり、個性です。ニガテであるならばムリに同性と絡む必要なんてないと思います。なんなら

『ポジション争いなんてしている健常者はなんと本能的な生き物なんだ、自分たちは上下関係なく平等に人に接することの出来るニュータイプなんだ。』

くらいのことは思っていてもいいのではないかと思います。そうやって自分を自分と認め、大多数と違う部分について、何か世の中に革新をもたらす資質なんだ、くらいに、ある種ナルシストに、尊大に捉えることが出来ればどんな感じ方や特技やニガテやといった個性も「天から授かったギフト」のように捉えられるのではないでしょうか。

ただ、この『自分の特性を受け入れて、特性を武器として高めていく』という力は、ほったらかしにしているとどんどん衰えていきます。気づかぬうちに大多数の圧力に屈し「やっぱり自分を変えなきゃいけないんじゃないか・・・」と考え始めてしまうんです。

その、『自分の特性を受け入れて、特性を武器として高めていく力』を高めるための情報を私のメルマガでは事細かに発信しておりますので、ぜひその力を高めた先で、自分の特性を高め続け、周りに価値を与える、本当の意味で「活きる」人生を実現させていきましょう!

 

今回は以上です。お読み頂きありがとうございました。

 

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