【方言を使わない?】アスペルガーの人の話し方の〇〇な特徴とは

 

『なんでやねんを英語で言えますか?』(川合亮平/KADOKAWA)

どうもNEIです。

私は関東に来ると、喋り方が徐々に標準語に染まって行ってしまいがちなんですよね。これは以前、所沢に住んでいたときにも起こった現象です。
よく、「方言が恥ずかしい」とか言って頑張って標準語で話す、田舎出身の人がいるじゃないですか。それと私とは全然違っていて、関西弁が恥ずかしいなんて1ミリも思ったことないんです。

関西弁を使う人は関東に出てきても関西弁で押し通す

みたいなこと言ってるのを色んなところで聞くんですけど、まあ我が強いのか、大阪の人は東京への対抗意識が強いのか知りませんけど、割と確かに関西弁を隠したりする人はいないように思います。

関東に行って関西弁じゃなくなったら大阪の友達から「東京に被れとんのかいワレ」とそれはもうブーブー非難されますね。別に私は東京に被れてるとかではなく、勝手にそうなるんですよね。標準語がモロに伝染するっていうか。

ということで、なんか喋り方が伝染させられるメカニズムが気になったのと、喋り方柔軟に変えて何が悪いねん!!って思ったんで、今回のテーマは「方言」です。
めったにない冒頭と記事の中身が一致するヤツですね。

 

 

アスペルガーの子たちが標準語で話すという現象

僕はUSJって言います

一時保護所でのべ2,000以上の児童を見てきて感じたのが

「アスペルガーの傾向がある子どもたちに標準語を使う子が妙に多い」

ということです。

重度アスペルガー者の生活介護をしていたときにも、大阪弁の「ちゃうねん!」とかではなく「ちがうんだ!」みたいに標準語で喋る人が一定数いました。

私は先生として、「なんで標準語やねんw」と突っ込みながらも、不思議に思っておりました。この現象、実は自分にも思い当たるフシがあって、

私は中学生の時代オンラインゲームにハマっていたんですが、「関西弁カッコわるいよな・・」とナゼか思っていて、そのゲーム上では関西弁を封印して、標準語を使っていました。別に関東にかぶれてるとかではないんですよ。ただなんか、無性に関西弁がカッコ悪いと思っていたんですよね。

割と中二病全開っていうか、リアルに中二やったんで、(っていうか今でも現在進行形で中二病なんですけども)クールというかなんか重厚めのキャラクターを気取っていたんですけど、関西弁ってめっちゃ軽薄そうやんって思ってたんですよね。

たとえば遊戯王の海馬みたいなカッコイイ感じのクールなライバル役が、「せやねん」とか関西弁使ってたら台無しじゃないですか?「ブルーアイズホワイトドラゴン!出てこいや!」とか言うてたらめっちゃダサないですか?

 

大人になってからは、

『地元の誇りを失って方言をやめてしまうみたいなのが逆にカッコ悪い』

っていう考え方を刷り込まれて関西弁を使ってきましたが、未だに標準語の人と話してると「そうなんだね」とか言ってしまいます。

まあ私のエピソードは置いておいて、標準語を使いがちなアスペルガーの人が多いように感じるんですよね。でも、アスペルガーではない大阪人は、標準語なんて話してるの見たことがないです。おふざけで「じゃね!?」とか言うのは聞きますけども。

この「方言」への態度から、アスペルガーの人独自の「言語を獲得する過程」を明らかにできるのではないか。そんな気がしたので、今回「方言」をテーマにブログを書くことにしました。

 

アスペルガーの人は言語を〇〇から獲得している?

 

まず、関西弁しか聞いたことない子どもがいたとして、
その子が標準語を話し出すことはあり得ませんよね。

いきなり関西に住んでいる子が

「ちゃうねん」ではなく、「ちがうんだ」と言い出したらビックリしますよね。

 

でも、この子どもの周りの人たちはきっと「関西弁」です。家族や親せき、友人などは恐らくその地方の「方言」で話しているはずです。
では、一体どこから「標準語」を知ったんでしょうか

実はそれは生身の人間ではないんです。別にゾンビとかロボットと言いたいわけではないですよw

そう、テレビです。テレビでは、「関西弁」よりも「標準語」の方が圧倒的に多いんです。仮面ライダーや戦隊モノでみんな「関西弁」を話していたらオカシイですよね。龍神マブヤーという沖縄のヒーロー特撮ですら、テレビでは「標準語」で喋っています。今回私が取り上げたいのは、

アスペルガーの子どもたちは、人間よりもテレビからの影響を強く受けているために「関西弁」ではなく「標準語」を話しているのではないか?

という仮説なわけです。

テレビには集中しがち?

ここで、触れている時間を考えると、

 

(1)定型発達の人たちは、

家族や親せき、友人、先生などの人間と接する時間は、
テレビを見ている時間よりも多いはずです。

なので、普通に

【影響される度】 対人間 > 対テレビ

となるはずです。

普通は、人間と接する時間が多いためにテレビから聞きとる「標準語」ではなく、人間から聞きとる「関西弁」の方を喋るようになります。

でも、

 

(2) アスペルガーの人は、

私が思うに、

【影響される度】 対人間<<対テレビ

と言う風になっているようなんです。つまり、テレビからの方がより強く影響を受けているようなんです。

なぜこんなことになるのか、アスペルガー症候群の特徴から推察したいと思います。

 

対人コミュニケーションに集中できない特性

 

結論から言えば、

①人とのコミュニケーションに集中できないために、人が話す言葉を受け取りにくい

テレビから聞こえてくる言葉の方がよりたくさんインプットされてしまう

③アスペルガーの子どもは人から聞く「方言」よりもテレビからの「標準語」の方が印象に残ってしまう

というのが今回言いたいことです。

順に説明していきます。

電話と対面は全然ちがう?

まず①の、「人とのコミュニケーションに集中できないために、人が話す言葉を受け取りにくい」というやつですね。

人とのコミュニケーションって、言葉だけのやり取りではないですよね。相手の表情、身体の傾き、相手との距離、呼吸、まばたき、目のうるおい、肌の荒れ、言葉と言葉の間の空白、抑揚、イントネーション、などなど。ものすごく多くの情報があります。

これらの情報を受け取り、処理しながらコミュニケーションしているわけですが、健常者にとってたやすいことであっても、アスペルガーのある人にとってこのたくさんの情報を処理するのはとても難しいんです。これだけの情報を処理しながら『次に自分が喋ること』も考えていくというマルチタスクをこなすのはさらに難しく、頭がパンクしてしまいます。

つまり、

・言葉を聞く+言葉以外の情報をうけとる+つぎに自分が喋ることを考える

という3つの仕事を同時に進めているということになります(さらに、電話と対面でのコミュニケーションには大きなちがいがあるように私は感じますので、対面でのコミュニケーションではこれら以外の情報も処理している可能性があります)。

まあざっくり言うと、

「人と喋ってるとき、アスペルガーの人はいっぱいいっぱいになっている」

ってことです。

そのいっぱいいっぱいになってしまった結果、人が話している言葉が右から左へと抜け出て行ってしまっているのではないか、という仮説ですね。

 

テレビにはなぜ集中できるのか?

マブヤー師匠

次に、②の

「テレビから聞こえてくる言葉の方がよりたくさんインプットされてしまう

について説明します。

今お話しした通り、人とのコミュニケーションではものすごく情報が多すぎて、頭がパンクしてしまうアスペルガーの人たちなわけですが、

・テレビというのは場所も固定されていますし、
・見るポイントもほぼ一定で、眼球を動かす必要もありません。
・音も常に同じところから聞こえてきますし、テレビの位置が毎日アチラコチラに移動することもありません。
・さらに、毎週同じ時間に同じ番組が放送されています。

これはつまり、人とコミュニケーションに比べて、変化する情報が極めて少ないということです。

私個人の話になりますが、初めて行った映画館で知らない映画を見るのがかなりニガテで疲れますし内容も覚えていなかったりします。でもいつもの部屋でいつも見てるテレビ番組を自分のタイミングで見るのは好きで、安心して楽しめます。もっと言えば、テレビよりもYouTubeなど、好きなタイミングで見られる動画の方がもっと好きです。

 

まとめ

今回は、

・アスペルガーの子どもたちは、人間よりもテレビからの影響を強く受けているために「関西弁」ではなく「標準語」を話しているのではないか?

というテーマでお話ししました。

その原因として、生身の人間相手のコミュニケーションに、アスペルガー傾向の強い人は「いっぱいいっぱい」になってしまうがために、相手の話を受け流してしまっていてインプットがされにくいのではないか?それよりも集中しやすいテレビからのインプットがより強く頭に残って、テレビで話されることの多い「標準語」の方を話してしまうのではないだろうか。

という仮説でした。

今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。

 

P.S.「地元レペゼンみたいな空気について思うこと」

・地元の誇り

みたいな考え方ってなんか、古い気がしてて、何弁で話そうが自分が好きな方言なり言語なり使って、かぶれたければかぶれたらええやん!って思うんですよね。個人的に、その方言でしか表現できないニュアンスって色々あると思うんですよ。

広島弁で「とりあえず」という意味の「たちまち」っていう言い方があるんですけど、私は居酒屋とか行くと「とりあえず」より「たちまち」の方が使いたくなるんですよね。でもなんかそういうのって「広島人ちゃうやんけ!」とか突っ込まれてしまうわけです。それでも堂々とイイなって思ったら「たちまち!」って言えるような、そういう雰囲気が私は良いなぁって思います。どうでもいいんですけど。

 

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2 件のコメント

  • なるほど、です。
    大人の場合ですが、アスペルガーの人は独特の言葉使いをする、という記述がどこかにありました。私も近所や職場よりもネットやテレビから得た言葉を多く使っているらしく、友人に指摘されます。その人との関係が良いと感心してもらえますが、悪いと「変なの」というリアクションですね。

    • 喋り方なんていう表面的なモノに囚われて面白い話を聞き逃してるんやとしたらめっちゃもったいないよなーって思います!