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ADHDの子の「なんでなんで病」への対応の仕方

どうもNEIです。

なんでこんなに雨が降るんでしょう。

秋雨前線だからと一言に片づける人が大半でしょう。
 
私はもっと深い理由があるんじゃないかと探ってしまう。
だって、毎年10月に雨続くわけじゃないですよね。
 
「たまたまやないか」と思われるかもしれません。
でもADHD特性の強い私にとって、
 
”適当に流す”ことはとても難しいんです。
一度気になると、気になって仕方ない。
 
よく、「なんで?」「なんで?」と連呼している子どもっていますよね。
実はADHDの子ほど、何でもかんでも理由が気になってしまうんです。
 
でもその「なんで?」「なんで?」を頭ごなしに
 
「そうなってるんやからなってるの!しゃあない!」
 
と終わらせてしまっていませんか?
それって、実はすごくもったいないことなんですよね。
あのエジソンも「なんでなんで病」の幼少期を経ているんですが、
母の働きかけ次第で、その後の子どもの人生は大きく変わっていくようです。

 
今回は「なんでなんで病」を持つ子どもたちについて、
そのメカニズムについてお話しすることで、理解を深めて頂きたいと思います。

 
 

なんでなんで病のメカニズム

「なんでなんで病」と勝手に名前付けましたけど、

その原因は
「なんでなのか気になって他のことに集中できない」
ということです。

ADHDは「並行作業」がニガテ!

ADHDというのは発達障害のひとつです。

発達障害の人は、基本的に並列処理というのがニガテです。

たとえば、

・お鍋を火にかけてから、野菜を切り始める。

とかそういう簡単なヤツでも出来ないんです。

本人は並行作業の方が効率いいのは分かってます。

しかし、、、
お鍋を火にかけたが最後、お鍋のお湯が気になって仕方ない。

お鍋の底のあぶくとかを延々と見つめていたりします。

『注意欠陥』という名のとおり、注意をコントロールできないんです。

”今どこに集中すべきか” が分からなくなるんですね。

私は昔ピアノを習っていたんですが、
曲を弾いているとき「一回ミス」してしまったら
ずっとそのミスが頭から離れず、あとの演奏がめちゃくちゃになります。

もちろん「ミスに捉われて」いたらダメということは分かってます。
それでも、どうしてもミスの方に気が向いてしまうわけです。

まずはこの「並行作業がニガテ」という特性を知っておいてください。

分かる人には「めっちゃわかる!」と言ってもらえるんですが、
分からない人には何度説明してもサッパリです。
「まあそういうもんなんや・・・」くらいで大丈夫です。

気になると他のことに集中できない!

まあすでにピアノの例をさっき出しちゃいましたけど、

ひとつ気になると他のことが手につかなくなる

という特性は、なかなかに厄介なんですよね。

虫一匹飛んでるだけで、どんな美味しいごはんでも集中できないんです。

この話と、「なんでなんで病」がどう関係するのか分かりますか。
そうです。

これはこの段落のはじめにお伝えしました通り、
 
ADHDの子は並列作業が下手くそだから、

1.気になることについて考えること
2.その他の今するべき作業や勉強

この1と2を並行して処理できないというわけです。
 
つまり、この章の冒頭でお伝えしました通り

『なんでなのかが気になって、他のことに集中できない』

んですね。

この状態になっちゃうと、仕事にしろ勉強にしろパフォーマンスが鬼下がりしてしまう。

だからこそADHDの子どもたちっていうのは、

「気になることについて考えること」
なるだけ早く消し去るために質問して解消しようとしているんです。

「なんで?」「なんで?」という風に。

「なんで攻撃」にどう対応すればいいのか

さて、メカニズムはなんとなく分かりました。

でもしつこい「なんで?」に辟易しているのは痛いほど分かります。

子どものためだと延々答えまくっていても終わりません。
 
 

「なんで雨はお空から降ってくるの?」

「空に雲があって、そこから降ってくるのよ」

「なんで空には雲があるの?」

「・・・」

こんな会話が続いて行くと、二人とも疲れてしまいますよね。
  
もちろん、彼らの気になることを解消してあげられたら一番です。

でも馬鹿正直に答えたところで、次なる疑問がわき出てきます。
 
律義に付き合っていても「もぐら叩き」みたいなもんです。

 
なのでなんとかしてお気持ちを鎮めて頂く必要があります。

でもここで「知らんわ!!」と怒鳴ってしまってはいけません。

ここでおススメの鎮め方を紹介させてもらいます。

「質問に気づいたことを褒める」というヤツです。

この具体的なやり方としては、

例えば「なんで空が青いの?」という質問に対しては、

「おお、空って青かったんやね!よく気づいたね○○ちゃん!」

というように伝えてあげてください。

なぜこんな風に伝えるとよいのかについて、以下で説明していきます。

とその前に、なぜ「知らんわ!!」とか「そういうもんなの!!」という答えがよくないのか。

それについて少しお話しさせて頂きたいんですね。

ADHDは物事を深く掘り下げる「才能」

 

 
気になることを放置できないADHD。
 
でもだからこそそれは才能ともなりうるわけです。
 
普通の人が放置する問題に、彼らは真正面から挑んでいきます。
 
数学の勉強してて、『公式を覚える』ところってあるじゃないですか。
 
でも『なんでその公式が正しいのか』が気になるからって、
その公式を一度自分で導いてしまうという子がいました。
 
彼は数学がとても出来るようになっていったんですね。
 
 
 
"気になるから突き詰める"
 
 
 
普通の人がやらないからこそ
その特性は才能たり得るわけですね。
 
気になり過ぎて他のことが手につかない障害でもあり、
気になるがゆえに突き詰めていける才能でもある。
 
それはオセロの裏表のように、見る角度でひっくり返るというわけです。
 
 
 

才能を引き出す周囲の接し方

 
そのオセロのどちらの面を意識して生きていくのか。
 
ADHDの子の"自分の捉え方"は周りの反応に大きく左右されます。
 
 
障害の部分を周りに強調されてきたのか?
才能の部分を周りに強調されてきたのか?
 
その周りの反応を、
彼はいつしか"自分の捉え方"として採用します。
 
彼の"自分の捉え方"が、彼の生き方となり、
巡り巡って「周囲の彼への見方」となります。
 
私のメルマガでは、"自分の捉え方"を変化させることについて述べていますが、
 
その大元となる『親の接し方』が前向きであれば、
 
はじめから彼は自分の特性を才能と信じ、
好きなことをとことん突き詰めることが出来た筈です。
 

なんでなんで?に対する声の掛け方

そこで、先ほどおススメさせて頂いた

「質問に気づいたことを褒める」

という声掛けが登場してくるわけですね。
 
ADHDの子は色んなモノに注意が向きます。
 
それに対する親の捉え方が、

「色んなモノに気が散ってしまう」なのか、
「色んなモノに気を向けることができる」なのか、

そのどちらなのかによって、子ども自信の”自分の捉え方”が左右されるんですね。

後者の捉え方であれば、自然と

「気づけてスゴイね。お母さんはそれに気づかなかったよ。」

という声掛けになってしまう、というわけです。

そう声をかけることによって、子どもは

「褒めてもらえた!もっと色んな不思議なモノを探そう!」

と思えるんですね。と同時に、

褒めてもらえたことが嬉しいから、褒めてもらえたという気持ちに注意が向いてしまうんですね。

ADHDの特性がこんなところにも発揮されてしまうわけです(笑)。

気が散りやすいならば、あえて質問から注意を別のモノに向けてもらうよう仕向ける。

そしたら質問はそこで終わってくれたりするわけです。
 
さらに言うと、
 
「調べる」、「突き詰める」と疑問が解決して達成感がある
 
ということも教えてあげられるとさらにベターとなりますが、
それについてはまた別の記事でお話しできればと思います。

まとめ

さて、今回はADHDの子の「なんでなんで病」への対応の仕方について伝えさせて頂きました。
 
 
【なんでなんで病のメカニズム】では、
発達障害特有の「並列処理」のニガテさがあるために、
彼らは「気になること」があると他のことに集中出来ないから、
それを解消したい気持ちが人一倍強い、というメカニズムについてお話ししました。
 
【「なんで攻撃」にどう対応すればいいのか】では、
彼らの”自分の捉え方”が「障害」になるか「才能」になるかは
親など身近な存在が彼の特性をどう捉えているか次第であること。
そのうえで、しつこい「なんで攻撃」に対して、
「注意が色んなモノに向くことを肯定する声掛け」
というのをおススメさせて頂きました。
 
興味を持っていいと肯定されたADHDの子たちは、
他のどんな子たちよりも猛烈な勢いでたくさんの知識を得ていきます。
 
そのうち親の方から子どもに「なんでなんで?」と尋ねているかもしれませんね(笑)。
  
今回は以上です。
お読み頂きありがとうございました。

 
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