スケジュールの落とし穴

東京渋谷からお届け中

どうもNEIです。

 

実は12月20日から東京の友人宅に泊めてもらってます。

元々、25日のイベント当日前後だけ
大阪から行くつもりだったんですけど、

でもどんな環境に自分を置くかということが
最近私は非常に重要だと思っていて、
どうも現在の住環境が作業効率やモチベーションを
下げている感覚を受けておりまして、
カウントダウンに呼んでもらったことも
きっかけになって、
年末年始の東京滞在を決意しました。

関東に住んでいて、
NEIと直接話してみたいという方は
連絡下さい。
今日も作業所で働いてる当事者の方に会う予定なんですけど、
色んな方と話すことで私自身にも
多くの学びがあるので、遠慮なく連絡してきてください。

今回結構、人の家に「居候」するっていう
人生初めてのチャレンジをしてるんですけど、

「発達障害をもつ人がありのままの自分を生かす」

ためには、『協力』というものが
欠かせないと思うんです。

どういうことかというと、

発達障害の人って発達にバラつきがある障害と
言われてますよね。

ということは、
『能力やスキルに得手不得手があらわれる』
ということが起こりやすいんです。

アート系が得意だけど、喋るのはニガテ、という人であったり
喋るのは得意だけど、それ以外特に何もない、という人であったり。

言ってみれば、
『バランスよく何でもできる人』
っていうのが
現れにくい障害と言えます。

なので一人でオールマイティに色々こなして
生きて行くのではなくて、

『得意だったり好きなところだけを担当して、
その他の別に得意でも好きでもない部分は
誰か他の人にやってもらう』

という、いわゆる“チーム戦”の方がより
効率よく自分の価値を社会に伝えられると思うんです。

たとえば、

言語力が低い人が絵や音楽で生きて行くには

それをアピールできる文章力や言語力があるような、
『発信できる人』と組むことで、
その絵や音楽の良さっていうのを
広く多くの人に知らせて、届けることが出来るように
なりますし、

逆にアピールは達者だけど、
あまりコンテンツに魅力がないという人は

絵が得意だったり、
音楽ができたりといった、
コンテンツ力のある人と組むことで、
自分の「伝える能力」を最大限に発揮できますよね。

発達障害を持つ人が活き活きと輝いているとしたら、
そういう「お互いを生かし合えるチーム」で
生きて行くっていう方向になると思うわけです。

今後この、

「チーム戦について」

も伝えていきたいと思っているんですが、

当然のことながら、
自分自身がチーム戦の経験がなければ、
それについて伝えることなんかできません。

自分自身がチーム戦の生き方というのを、
実際にやってみて、苦労したところや
上手くいったところを
生きた情報として伝えたいんです。

ということで、

『ニガテな「お願い」をどんどん自分でやってみて、
チーム戦の課題やメリットを浮き彫りにしていこう』

と目的を決めた上で、

まだ知り合って3カ月も経ってない人に

「2週間ぐらい泊めて」

とお願いするという、
自分にとってなかなか無茶なことをやってみたわけです。

結構、私はプライドが高い上に、
空気を読み過ぎるタイプ
なので、
『人にお願いする』ということにかなりの
抵抗を感じてしまうんですよね。

(※空気を読み過ぎるタイプの
発達障害についてのブログ記事
http://nei-stage.com/shikoudenpan/ )

 

“チーム戦”について、今後も、
日々勉強しながら『途中経過』という
カタチで伝えていきたいと思いますので
応援よろしくお願いしますw

以上、近況報告でした。

 

 

さて、今日は「スケジュール」などの
発達障害の支援方法について触れてみたいと
思います。

私は以前、重度発達障害をもつ成人の方の
生活介護をしておりました。

その方たちには『行動障害』というものがありました。

『行動障害』とは、

・モノを壊してしまったり、
・他人を攻撃してしまったり、
・道の真ん中で動かなくなってしまったり、
・異性を追いかけまわしてしまったり、

というような
社会生活や、家庭での生活に困難が生じる
ような問題行動を起こしてしまう
可能性があることを言います。

ちなみに問題の程度が酷い場合には
「強度行動障害」と呼ばれます。

私は彼らの生活の質(=QOL)を向上させるために、
半年区切りの個別支援計画なるものを作成し、
各利用者さんへの支援を行っておりました。

半数くらいは「強度行動障害」を持っている人だったので、
私自身もつねられたり噛まれたり頭突きされたり、
色々しましたけども、そういった方たちと接してきたからこそ

発達障害そのものの、
混ざりけのないプレーンな共通点
っていうのを学ぶことができました。

高機能な方や、中・軽度の方は
発達障害の特性を
学習機能や推論でカバーしてしまう
ことがあるために、
特性が現象として表面化しにくいんです。

そのために、高機能や中・軽度の人からは
発達障害そのものの特性は読みとりにくいんですね。

一方で重度の方は、
シンプルに発達障害の特性が
物理的に見やすいカタチで表出しますので
非常に分かりやすいです。

・常同行動では思いっきり身体が揺れているし、
・こだわりも物理的なモノに対することが多く目で見てわかりやすい。
・気にしていたモノを見えない場所に移動させるだけで
気にしなくなることから想像力の欠如が目に見えてわかる。

などなど、何が発達障害から来る行動なのか
特性や共通点というのが分かりやすい。

そのピュアな、というか、
プレーンな発達障害特性を
理解していれば、
高機能の人や中・軽度の人たちが
学習能力や推論などでカバーしている
発達障害特性であってもある程度見抜けるように
なってくるわけですね。

というわけで、

今日は私が重度の発達障害をもつ人たちに対して、
スケジュールを導入し続けてきて
感じたことをお話ししていきますが、

これは重度の人にだけでなく、
高機能であれ中・軽度であれ、
グレーゾーンであれ、

発達障害の特性を持つ人全てにとって
何らかの教訓を得られるものであると信じて
綴っていきたいと思います。

スケジュールの罠

 

発達障害をもつ方のパニックや自傷、他傷行為の
原因として挙げられる特性のひとつに、

「見通しが立たないと不安になること」

があります。

これを言い換えると、
「予定がわからないときは不安になる」
ということですね。

逆に言えば
「予定が分かっているときは安心できる」
んです。

これは自分の経験としても、
やはり普段と違うプログラムの日には
イライラしたり不穏な動きを起こす人が多かった印象です。

いつも作業をしてもらうんですが、
皆でボーリングに行こうというようなレクの日に
荒れてしまう、みたいなことが度々ありました。

これは、普段同じことを続けていれば
その人の中で「まあ今日もいつも通りだろう」
という感じで一日の流れについての予測を
立てやすい(いわゆるルーティーン化する)わけですが、
これがレクの日には彼の武器であった「いつも通り」が
全く通用しなくなり、全くこの先何が起こるか
わからないという不安感になって襲ってくる
というメカニズムです。

支援者側としては、楽しんでもらえると
思って企画したレクの時にパニックを起こされると
何のために企画したのか
よくわからなくなってしまいます。

(まあここで、レクなんかやらん方がいいんだ
と決めつけてしまうのは早計だと思うんですが)

そこでよく使われたのが「スケジュール」です。

スケジュールと言っても、手帳に書くとか
そういうタイプではなく、

上から下まで1日の予定が見てわかるように
表示されているボードみたいなヤツですね。
まあカタチ自体は半日がわかるヤツとか、
次の予定だけがわかるヤツとか、
週間・月間予定などなど、
色々なモノがあるんですが、
要は、『一目見て予定についての見通しが立つ』
ように作られています。

「しごと」
「きゅうけい」
「おひるごはん」
「きゅうけい」
「しごと」
「かえる」

とかいう感じのモノが多かったです。

予定が終わったら、カードをはがしたり、
マジックで文字を消したりしていく。

この『スケジュール』の導入によって、
急な予定変更などでパニックを起こす人が
予定変更に対応できるようになった、
という事例が出てきました。

今から10年前くらいが
『スケジュール』をはじめとする、
構造化支援の最盛期だったのでは
ないかと思います。

確かにこのスケジュールによって、
多くの利用者さんや保護者が救われたことは
間違いないと思います。

しかし、若い世代として支援現場に入った私は
このスケジュールを毎日色んな人に対して
設定する中で
何か言葉にできない「違和感」
を感じていました。

あのときはよくわからなかったんですけど、
今になればよくわかります。

あのとき感じていたのは、

「彼らの主体性はどこで出すんだ?」

という違和感だったんです。

要するに、
支援者や保護者側から
「今日はこういうスケジュールですよ」
と一方的に予定を押し付けているだけ
のように感じたんです。

元々、スケジュールを考案した人は
スケジュールボードの上で
支援者と利用者、親と子などの2者が交渉できる
という目的を持たせていました。

これがいつの間にか消え失せて、
ただ予定を伝え、認めさせるためだけの道具に
なってしまっていたんです。

スケジュールや構造化の便利な側面だけに着目し、
面倒な「交渉」の役割が省かれてしまったわけです。

『強制スケジュール』の完成です。

ある支援方法の創始者というのは大概
大きな志と思いやりを持ってその方法を
考案するものだと思います。

 

ただそれが色んな人に伝わり、ひとつの権威のように
なっていく中で志や思いやりは薄れていきます。

私は今の発達障害療育に携わっている人たちや専門家は
本当に大切な志や思いやりを忘れてしまっていると
思うわけです。

ただ「便利」で「楽」で、自分たちの専門性を権威として
確立することばかりに躍起になっている。
当事者の真の自立など全く意にも介していない。

もちろん、全員が全員そうではなく

本当に自分なりの方法で試行錯誤して、
苦しみながら関係性を構築し、
支援することを楽しみながら
お互いに学び合う・・・

そういう素晴らしい支援者たちも見てきました。

でもそういう人たちは上に認められず、
権威に従わない異端者として酷い扱いを受けてしまう。

このままでは、本当に素晴らしい長所や
光るモノを持っている当事者が全く認められず、
(絵とか工芸の才能とか売り出しやすい才能は
もてはやされますが)
発達障害の専門家という既得権益みたいな人たちに
食い物にされてしまう・・・

そういう危機感を持って私は組織から飛び出しました。

でも、まあ時代っていうのは常に
揺らいでいると思います。

前の世代は本気で発達障害の人たちの
ことを想い、スケジュールや構造化を
作ってくれたんだと思うんです。

ただ、次の世代がそれに甘んじていると
だんだんせっかく作ってくれたモノが
腐りだすわけです。

だからその技術自体が良いとか悪いとか
ではなく、

常に
『自分たちの世代が新しい何かを生み出す』
という、気概みたいなものが
必要なんじゃないかなと思います。

その療育や構造化などを継承し、昇華させるような
新しい何かこそ、

「発達障害特性をありのままに生かす」

ということなのではないか、と信じて
発信しています。

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今回は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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