発達障害は外見では気づかれにくい。

どうも、どうも。

僕もその一人なんやけども、「ADHDの特性が強いんです」とか誰かに言うと、秒単位で「えーそんな風には見えないよ」と返ってくるんよね。

「そんな風には見えない」って、ADHDはどんな風に見えると思ってんねんと即座に突っ込みたくなるわけやけども、世に言う「障害者」の外見的イメージは偏見でガッチガチなのかなと残念に思う。まあ僕も発達障害について知らんかったら、同じような反応してまうんやろうから、あんまし偉そうには言われへんけどね(笑)。

そんな感じで、外見的特徴がない発達障害者はとても差別されやすい。「もっと頑張れ」「甘えんな」と日常的に家族やら友達やら恋人やら先生やらに言われるわけ。下手したら医者にすら言われるんよね。あり得へんと思うかもしれんけど、マジである。

と言うわけで今回は、「発達障害者への差別」について取り扱いたい。

 

まず発達障害者への差別、の前にそもそも障害者への差別ってどういうことなのかっていうことを明らかにしたい。そのために「障がい者差別解消法」っていう日本の法律を引用していく

障がい者差別解消法とは?

障害者差別解消法とはどんな法律かというと、

(目的)
第一条 この法律は、障害者基本法(昭和四十五年法律第八十四号)の基本的な理念にのっとり、全ての障害者が、障害者でない者と等しく、基本的人権を享有する個人としてその尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい生活を保障される権利を有することを踏まえ、障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本的な事項、行政機関等及び事業者における障害を理由とする差別を解消するための措置等を定めることにより、障害を理由とする差別の解消を推進し、もって全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資することを目的とする。

障害を理由とする差別の解消の推進|内閣府HPより

というようなことを目的としているらしい。ザックリいうと、障害があってもなくても関係なく、みんなが自分を活かせて互いに尊重できる社会を目指そうぜ、みたいな感じやんね。

で、この法律で定義されている「差別」にはどんなものがあるのか。

 

1. 障害者であると言う理由でサービス等を受けられない

まず一個目が、

障がい者だからという理由でサービスの提供などを拒んではならない。

っていうもの。

店とかで言えば、いくら店が忙しくても、階段が急でも、従業員が足りなくても、「車椅子だから」っていう理由で入店を断るなよと。

まず、障がい者というのはまず健常者と同じように店とか施設を使うということが、現状では難しい。また、国家資格などの試験を会場で受けることもできない場合がある。

ここは福祉系のテストなんかで障害者差別解消法のところで出がちなので押さえておきたいところなんやけど、役所などの公的機関と民間の企業や商店では、この法律を守らなければならない度合いが違う。ただ、この「障害者という理由で不当に扱ってはいけない」という部分はどちらも共通で

役所も、不当な扱いを、してはならないし

会社や店も、不当な扱いをしてはならない

となっている。次の合理的配慮の場合はちょっと違うので要チェックね。

2. 合理的配慮がなされない

そして、2つ目がこの聞きなれない言葉。

“合理的配慮”。

障害のある人が困っている時に、その人の障害に合った必要な工夫ややり方を相手に伝えて、それを相手にしてもらうこと

政府のリーフレットによるとこういうことだそうで。

地方公務員試験なんかでも、視覚障害のある人には点字の問題が配られる等の配慮が既にされていますね。

この合理的配慮、どの程度まで守らなければならないか。さっきの「不当な扱い」とは違って、

役所は、合理的配慮をしなければならないが

会社や店は、合理的配慮をするように努力しなければならない

となっている。ここが特にテストによく出るから受験生は覚えておこう。てか余談やけど、会社とかは努力目標なんや・・・っていうあたりになんかすごい違和感を覚えるよね。

発達障害の人に対する差別とは?

では、本題の『発達障害の人に対する差別ってどんなものがあるんだろうか?』というところに斬り込みたい。

発達障害の人に上の2つを当てはめながら、考えてみよう。

1. 障害者という理由での不当な扱い

1の「障害者やからって不当な扱いをする」っていうことは、現状あまりないかなと思う。そもそも発達障害やと気づかれることが少ないからね。

カミングアウトして継続して働きたい場合。

でも、障害を職場や学校でカミングアウトした場合には、「不当に扱われる」可能性がある。発達障害だからという理由で、8時間勤務の日の一部を6時間勤務に変えたいと上司に申し出たとしよう。で、上司や会社から「それだと厳しいから退職という扱いでお願いしたい」みたいなことを言われた場合、これは『不当な扱い』と言えるかもしれない。

もちろん、6時間にしないまでも、作業する場所の雑音が大きすぎて仕事に集中できず必要以上に疲れるから、作業する場所を『静かな個室のような空間に移してほしい』と申し出てこれを却下されたのなら、「不当な扱い」に当たる可能性がある。

 

2.合理的配慮をしない

2の「合理的配慮」がなされない、に当てはまることは発達障害の場合にもたくさんある。

店が食事に集中できないくらいやかましかったり。

学習障害の人を集団の教室で一緒に音読させたり、九九の勉強をさせたり。

ADHDの子どもにつまらないと感じるやり方で勉強を長時間させたり。

ASDの人が着たくない職場のユニフォームを無理やり義務付けたり。

こういった対応を発達障害の人に対して取ってしまうことは「差別」になる可能性がある。ただ、問題は本人や保護者が当人の障害特性を完全に理解していないことにあったりするんよね。

 

発達障害の特性を知ろう。

今回は、障害者差別解消法で定義されている「差別」を紹介しつつ、発達障害の人に対する差別にはどういったものが考えられるのか、ということについて話した。

今回取り上げたみたいな、発達障害の人に対する「不当な扱い」っていうのは現状の社会ではありふれているんよね。本人たちは「差別されてる」ってことに気づいてすらなくて、しかも「悪いのは自分なんだ」と自分を責めて、親や周りの人たちからも責められて、縮こまってしまってる

そんな悲しい状況を少しでも良くしていくために、ブログやSNSでの発信を、一人ひとりがやっていく必要があるんちゃうかな。

僕ももちろん発信は続けていくんで、人気ブログランキングでこのブログが上位表示されるようになってより多くの人に届くようになるから、発達障害が広まっていって欲しいなって1ミリでも思ったら、ぜひ下のバナーをクリックして欲しい。


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