「謝ること一つまともにできないの??」

正しく、謝れない理由を考えて関係を良くしていこう!

今回は発達障害の人たちの謝罪についてがテーマです。
カウンセリングをしていると当事者vs健常者夫婦の喧嘩とかあるんですが、「旦那(妻)が自分の非を絶対にみとめないんですよ」というのをよく聞きます。


確かに、当事者にはそういう風に見える部分もあるかもしれません。

この記事では当事者の謝らない心理を解き明かしていきます。
ぜひ最後まで目を通して相互理解に役立ててください。

発達障害の人たちはなぜ謝らないの??

喧嘩した時は、どちらも自分の非を認めて謝って終わる。

子どもたちに対しても、教育現場ではそういう風に教えます。しかし、発達障害のパートナーや、家族をもつ人の悩みの1つが「相手が謝ってくれない」というものです。

相手の性格が悪い(頑固、意地っ張りな)んだ、と思ってしまいがちなわけですが、本当にそうなんでしょうか?

「何が何でも謝らない」というワケではない

実際に、発達障害の人たちと話していて、絶対に謝らない、なんてことはありません。

ということは、何かしらの理由があると考えて良いと思います。

その理由について考えてみましょう。

謝れない理由4選

謝らない、というのは実は頑固だから、とか意地っ張りだから、という理由だけではありません。

発達障害の人たちの気持ちから少し深掘りして、考えてみましょう。

謝る理由がわからない

まず1つ目は、「謝る理由」がわからない、ということです。

「いやいや、悪いことしたなら謝るのが当然でしょ??」

と思うかもしれませんが、そもそも

『悪いこと』の定義が、健常者と当事者の間で大きく食い違っているんです。

少し、例を出して考えてみましょう。

冷蔵庫にとっておいた食べさしのプリンを相手[当事者]が食べてしまいました。

「おいおい、勝手に人のものを食べるなんて、あり得ないだろ??」

と思ってあなたが怒りました。

でも相手は一切悪びれるそぶりもありません・・・

こういう場合、相手はどういう心理なのか?というと、例えばですが、

“相手がもう食べられないから賞味期限が切れる前に食べてあげるべきだ”

と考えたのかもしれません。

「いや、意味わからんし・・・」と思うかもしれませんが発達障害の人は健常者が絶対しないような思考回路でものごとを考えるんですね。

こういった思考回路の違いによって、謝る理由がわからず、結果、謝ることができないというわけです。

謝った後の自分の立場が心配

「謝ったら、立場が悪くなっていくんじゃ・・・」

2つ目は、謝った後のことが心配になってしまって謝ることに躊躇してしまうというパターンです。

これは二人の関係性がこじれてきているのが原因です。

相手が謝って来たときに、そこに上乗せして「ほら、やっぱりそっちが悪いんじゃないか!!」とキレてしまう。そういう風に責められた経験があるから、発達障害の人は謝ったら余計に怒られるんじゃないかなと思ってしまうんですね。

もしくは、

謝ることによって「自分が間違っていた」という実績のようなものが蓄積されてしまうために、次にもめごとが起こったときに

「あなた、前も間違ってたじゃない?」

というような、攻められるポイントを相手に与えてしまうのではないか、と考えてしまい、結果的に謝れなくなってしまう。

という感じです。こうなってしまうと関係性が悪くなるスパイラルにはまっていってしまいます。

言い出すタイミングがわからない

発達障害の人には、普通の人がなんとなく感覚的にわかる、「話し出すタイミング」がつかみにくいという特性があります。

怒っている時は、怖いから声をかけられないし、怒っていないときにも、

「わざわざ蒸し返して謝るようなことをしても良いんだろうか??」

というような感じで、どのタイミングで真面目に話し出せば良いのかがわからなくなってしまいます。

謝り方がわからない

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当の本人は謝っているつもりだったけど、相手からしたら全然謝ってるように見えなかった、というパターンです。

これは、謝るための流儀(りゅうぎ)みたいなものが健常者と発達障害の人の間でちがってしまっているために起こります。

当事者は、「頭を下げてみたって心の中でベロ出して、あっかんべーしてたらそんなの謝ってることにならないじゃん」という風な思考をすることがあります。

一方健常者は、「ちゃんと形式として相手に見えるように礼儀を尽くすことが謝罪だ」とかいう風に謝り方を定義している、というようなニュアンスです。

こうなってくると、双方で「謝った」「謝ってない」の水掛け論になってしまいますよね。

「累積」の価値観と「水に流す」価値観

ここからは、すごく哲学的な話を少しだけしたいんですが、

健常者、当事者の双方と話していると感じることがあるんですよね・・・

それが、「累積」の価値観「水に流す」価値観の2つがあるんだ、という話です。

生きてる時間軸がちがう?

苫米地英人さんっていう、オウム信者の脱洗脳とかやってた人が言ってるんですが、自分の中で流れる時間のベクトルについて

・顕在意識では過去から未来へと流れているんだけど、

・潜在意識では未来から過去へと流れている、

っていう説があります。

「過去から未来へ時間が流れている」
「未来から過去へ時間が流れている」

謝るっていう行為は、なぜ行われるのか?というと、もちろん「罪」の意識から、謝るわけなんですが、

この「罪」の捉え方が、

・過去→未来タイプ[顕在意識優勢]の人は、罪が『累積』していく。

・未来→過去タイプ[潜在意識優勢]の人は、罪をどんどん『水に流し』ていく。

のではないか?と考えています。その結果、お互いの認識がズレて、揉める結果に繋がってしまうのではないか、という仮説ですね。

「それが申し訳ないと思っている人間の態度か??」

VS

「もう終わったことなんだから、いいじゃないか!」

というような水掛け論になってしまうわけですね。

こういうのあんまり話しすぎると、「思想強すぎやろ」って感じになっちゃうのでこの辺の深い話はまたマセ研とか公式LINEの方で話していこうかなと思います。

どうやったら謝ってくれるのか?

ここからは、発達障害の人がどうやったら謝ってくれるのか?・・・というよりは、良い関係を築いていけるのか?について考えていきます。

『常識』は使わない

発達障害の人に謝ってもらいたいとき、「常識で考えて!」だとか「普通はこうだろ??」というような言い方をしていませんか?

発達障害の人は、健常者とは考え方や感じかたが大きく異なっていますから「常識」というものが分からないことが多いです。

あなたが嫌だという気持ちを伝えよう

なので、

「常識的に考えて、ふつうは謝るでしょ?」

というような言い方ではなく、「私は嫌だった」「私は不快だった」「私は辛かった」「私は悲しかった」というように、あなた自身が感じた気持ちをストレートに相手に伝えましょう。

そう伝えても、謝ってくれない場合は相手が、『立場が悪化すること』を怯えているなどして、そもそも心を開いてくれていないのかもしれません。

話しあいすら難しくなっている場合、謝ることをいきなり求めるのはかなり難しいです。まずは、怒らないし攻撃しないんだということを分かってもらうことから始めましょう。

謝り方を丁寧に教えてあげよう

謝るための流儀(りゅうぎ)が、あなたと相手とでは大きく違っている可能性があります。

なので、『こう謝って欲しい』と具体的に伝える必要があります。

「謝る方法くらい、自分で考えられるでしょ?!それが誠意じゃないの??」

という気持ちはとてもわかるのですが、謝る方法が本気でわからない人も実際にいるんだ、ということだけでも知っておくのと知らないのとではかなり結果が違ってくるはずです。

あなた自身がリフレッシュすること

最後に非常に重要なんですが、

あなた自身がしっかりリフレッシュした状態で、発達障害の人と関わる

ということが、相手との関係を悪化させないためには欠かせません。

第三者に不満や苛立ちを吐き出したり専門機関に相談したりしながら一人で抱えないようにしてください。

私も公式LINEなどで簡単な相談にであれば乗っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。登録は下のボタンからお願いします。

まとめ

今回は、【発達障害の人が謝らない4つの理由と謝ってもらう方法まとめ】と題しまして、

謝らない理由・・・

  • 謝る理由がわからない
  • 謝った後の立場が心配
  • 謝るタイミングがわからない
  • 謝り方がわからない

という4つを紹介し、謝ってもらうためのポイント

  • 「常識」を使わない。
  • 自分の気持ちを伝える。
  • 謝り方を具体的に教える。
  • あなた自身がリフレッシュする。

についてお伝えさせていただきました。

ぜひ、今回の内容を参考にお互いに理解し合い、歩み寄っていくことで良いパートナーシップや家族関係を築いていってくださいね。

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