どうも脇田です。

ちょっとツイートで反応が良かったのがあって、

質問で「健常者がそう捉えないのはなぜか?」

というのがあったのでブログでまとめておきたいなと。

これは、以前からこのブログでは触れてきていた『逐次処理』というのがキーになります。

片付けられない&パニックの原因の1つ

  • 頭が真っ白になり、動けなくなる(パニック)
  • 部屋がすぐに脱いだもの、使ったもので散乱する(片づけられない)

これらはASD&ADHDに顕著な特性であり、生きていく上でとても厄介なものの1つでしょう。

その原因の1つこそが、今回取り上げる「逐次処理」だということになります。

発達障害の人の“逐次処理”とは?

ざっくりいえば、

  • 健常者・・・ゴチャっとしたまま処理。
  • 発達障害者・・・1列に並べ替えて処理。

ということになります。

例えば、仕事(=タスク)をおもちゃだとするならば下の画像のようになります。

健常者「ゴチャっとしたまんま認識し、そのまま処理する」

発達障害者「1列に並べ替え、認識し処理する。」

この発達障害者ならではの

「1列に並べ替えて認識し処理する」

というやり方を『逐次処理』といいます。プログラミング用語ですね。

①なぜパニックになるか?

この「逐次処理」とパニックはどう関係するか?

ですが、これも以前ツイートした内容に関係してきます。

何から取り掛かるか?を決めなければならないのは

逐次処理の「先頭」を決めなければ僕たちは、タスクに取り掛かることが不可能になるからです。

先ほどの画像でいえば、先頭はゾウさんですね。

ゾウさんが決まらないと後に続くおもちゃたちは全て放置されてしまう。

これがいわゆる「真っ白になる」とか「フリーズ」とかいうものの正体です。

一方で、健常者はごちゃっとしたまま認識&処理するので、先頭が何であろうが目についた仕事から取り掛かっていくことができます。
なので、フリーズなんてあり得ないんです。

これがパニックのメカニズムの1つです(他にも原因はありますよ)。

②なぜ片付けられないか?

次にADHDの「片付けられない」についてです。

なぜ逐次処理と「片付けられない」が結びつくのか?

何度も自分のツイートの引用で恐縮ですが、

片付ける場所がいくら定まっていたところで、

例えば、『脱いだ上着をハンガーにかける』というタスクが発生します。

これを健常者は、タスクとして捉えてもいないのです。

その証拠に健常者にこのタスクをどうやって行っているか尋ねてみてください。

おそらく、「う〜ん、あまり意識したことがないなぁ」と返ってきます。

それくらい健常者にとっては些細なタスクであり、わざわざ意識に上げるまでもないことなのです。

しかし、私たちは「逐次処理」で物事を処理するために、

この『上着をハンガーにかける』というのも立派なタスクの1つとして認識せざるを得ません。

でないと逐次処理が途中で切れてしまい、えらいことになるからです。

で細かいタスクを1つ1つ認識していった結果、
日常の生活や職場での業務は膨大な量に膨れ上がるのです。

そうなると「うわっ」と戦慄してしまうのです。

仕事量に戦慄をおぼえるイメージ

その結果、「先延ばし」特性も相まって片付けができなくなっていきます。

脱いだものや使ったものはそのあともさらに増え続けていく・・・

そして部屋が散乱しっぱなしになっていくという仕組みです。

まとめ

今回はパニックや片付けられないのはなぜ起こるのかについて

「逐次処理」を起点に解説させていただきました。

もちろん、全員が全員そうか?というと発達障害はグラデーションの障害なので一概には言えない、というのは前提としていますので

ご自身が発達障害かどうかを推し量るためにこの記事を使用することは避けていただけますようよろしくお願い申し上げます。

さてこの記事でわかるように、世の中の発達障害理解は「根っこ」の部分の特性をまったくもって無視しています。
表層に現れる「氷山の一角」だけを捉えたところで発達障害は理解できないしほとんどの問題は解決しません。
私のLINEではそういった根本的に発達障害とは何なのか?について発信していますので興味あれば登録をよろしくお願いします。

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今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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