「なんでそんなことをしたんだ!」
と誰かに責められた時、素直に謝ればまるくおさまるのに


「いや、仕方ないじゃないか!」
と開きなおってしまう発達障害の人たち。

本人も別に開き直りたいわけじゃないし
相手とも仲違いしたいわけじゃないんです。
今回はその辺のメカニズムについて考えていきます。

謝れば済む話なのに。。

誰かと喧嘩になったとき、言い合いを長々とやった結果、水掛け論とか、平行線みたいな状態になっちゃいますよね。

お互いにお互いの言い分をぶつけ合うだけ。

みたいな感じですね。

このとき、

「いや、状況的にどうしようもなかったんだよ!」とか

「こっちも精神的に追い込まれてたんだから、わかってよ!」とか。

そういういわゆる『開き直り』っていうのをしてしまうと

相手に「ああ、この人は相手の話を聞かないし

都合が悪くなると居直ってぜんぶひっくり返してくるんだわ。」

と思われてしまいます。

こちらとしては、本当に、ただじぶんの状況をわかってほしいだけなのに、

そんなふうに諦められたり呆れられたりするっていうのはあまりにも悲しいことです。

どんどん立場が悪くなる

諦められたり呆れられたりすると、相手との関係がどんどん悪くなっていきます。

つまり、

開きなおると信用が失われていく。

ということです。

まあそりゃあそうですよね。

話し合いを持っても、聞いてくれないんだったらもう話し合いの場を持つことすら嫌になってしまいますからね。

そして、相手はあなたが話を聞いてくれない前提でいろんな対策を打ってきます。

  • 変なルールを作って、破ったときに罰則を設けるだとか
  • 言ったことを記録するためにテープレコーダーを持ち出してくるとか
  • 相手が間違った時のことを逐一ノートに書き留めておいて、あとで出してくるとか・・・

・・・なんか、書いてて悲しくなってきましたが・・・

こんな関係になってきたら、相手との関係は

破綻するまでの秒読み段階

に入っていると言えるでしょう。

対話を失ってしまえば、あとは待ってるのは訴訟だけですから。

開きなおってしまう原因

こういう状況に陥らないためには、事前に対策が必要になってきます。

対策を打つためにはまず、原因がわからないことにはどうしようもありませんよね。

では、発達障害の人が開きなおってしまう原因とはいったいなんなんでしょうか?

3つの原因

じぶんの状況を優先してしまう。

まずは、「じぶんの状況」というのを優先してしまうことが挙げられます。

ケンカになった場合、お互いにじぶんの状況というものがありますが

相手の状況は無視して(一応話の上では聞いているとしても)、

じぶんの状況ばかり訴えてしまう。

これは発達障害の特性である「他人の気持ちを想像しにくい」というのが影響しています。

「状況」はお互いにあるわけだから、釈明としては使えないわけです。


・感情論と正論の区別がつかない。

次に、「感情」というものを無視して正論を振りかざしてしまう

というものです。

人間には当たり前ながら、感情というものがあります。

行動経済学という分野では

「人間は合理的に動くわけではない」

という真理が説かれています。

週刊東洋経済プラス「行動経済学」より

なので、相手に合理性を求めるのはそもそも無理難題をふっかけているのと変わらないということです。

相手の感情を無視して、まるでAIかのように正しい行動を求めてしまうというのは流石に無理という話ですね。


・時間軸がちがう。

これについては、以前の記事でもお伝えしたんですが、

「累積」する健常者と、「水に流す」発達障害者

というちがいがあるんですね。

これは、過去から未来へと時間が流れている顕在意識優勢型、

と未来から過去へ時間が流れている潜在意識優勢型の違いから起こってくるすれちがいであると言えるでしょう。

詳しくは上の記事をご参照ください。

2つの対策

以上のことから、どんな対策が考えられるでしょうか?

過去の話と割り切らない

1つは、「そんなの過去の話じゃないか、今の話をしているんだ!」

みたいな言い方をしないということです。

相手は過去を大切にしていきたいタイプかもしれません。

今後のことの方が大事だろ

というのも1つの価値観でしかないということを知っているだけでも、相手の気持ちを慮るきっかけになると思います。


「興奮させたこと」に対する謝罪

これは簡単ですが、大切なことです。

「興奮させてごめんな」とか

「怒らせてごめんな」とか

「誤解させてしまって悪かったね」とか。

そういう声かけが一つ挟まるだけで、相手の溜飲はグッと下がるはずです。

これは相手の「感情」に対する配慮です。

相手にも感情があるんだ、ということが謝ることで認識できるはずです。

やはり、怒りに任せて一切謝らない、というのは悪手でしかありません

ぜひワンクッション、感情への配慮の言葉を挟んでみましょう。

まとめ

今回は、

【発達障害の人が開きなおる原因と対策】というテーマで

3つの原因

  • じぶんの状況優先
  • 感情と正論の区別がつかない
  • 時間軸がちがう

というものを挙げ、2つの対策

  • 過去の話と割り切らない
  • 感情への配慮の言葉をかける

を紹介しました。

相手と揉めたくて揉めてる人は流石にいないと思うので、

今回の記事をヒントにしつつ相手との関係性を改善していってもらえたらと思います。

今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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