10/14「発達障害に制限されない働き方セッションin 原宿」申し込みはコチラから!
あなたには、
あなたの感じ方がある。
ありのままで生きるために「発達障害の感じ方」を知ろう。
「療育」と「発達障害支援」

【発達障害の癇癪】なぜ健常者はパニックを起さないのか?

どうもNEIです。

今日も8時間ほどス○バにこもってパソコンカタカタしておりますが、ス○バは何か知らんけどやることに集中できます。

でも、なぜ集中できるのかはよくわからないんですよね。
「タバコ臭くないから」、「店のBGMがジャズだから」、「何かしらノーパソ開いて仕事してたり勉強してる人が多いから」、「イスが少し高いから」。理由は山のように思いつくんですが、コレだ!っていうのは特にないんですよね。自分の感覚って、考えてみてもサッパリわからないものです。

余裕で足が届かないイス

 

さて、今回は「癇癪(かんしゃく)」についてです。漢字ムズすぎるやつですね。

私も中学生時代にはケンカ強いと恐れられていた子どもにおちょくられて爆発して、後先考えず殴ってしまったりしたので、なかなかの癇癪持ちやったと思います。ちなみにこのときはみんなが必死で止めてくれて相打ちみたいになって、その後私はケンカ強いと思われることとなり安全な中学時代を過ごしましたw 結果オーライ甚だしいです。

 

癇癪を起こし易いメカニズムを知ろう

 

虐待され、保護に至る児童に発達障害の傾向がある子供が多いのはナゼなのか?

 

私は被虐待児童を保護する施設で働いていたんですが(ほぼ子どもと卓球してただけですが)、そこに来る子どもは発達障害傾向のある子が多かったんですね(割合にして3~5割くらい)。

 

発達障害と虐待はどう関係あるんやろう?

 

って私はずっと思ってたんですが、まず目が行くのは「虐待された子ども」の中でも、特に発達障害傾向のある子が受けている暴力の内容が「常軌を逸している」という点です。あまりバイオレンスなことを書いて切ない気持ちになられてもアレなんで、詳しくは語りませんが。

ベルトはダメ、ゼッタイ

 

発達障害のある子の父親または母親は、発達障害の傾向があることが非常に多い(というか私はこのブログでは敢えて100%説を唱えておりますが)、その発達障害傾向のある子どもの親御さんの虐待に対し、

「そこまでやるかいな・・・」

と思ったことは1回や2回じゃありません。10回や20回でもないです。では、発達障害の人は常軌を逸した、正気の沙汰ではない、サイコパスなんでしょうか?もちろん、ちがいます。

その理由こそ、今回のテーマである「癇癪」の起こるメカニズムに密接に関係しているのです。

 

癇癪を起すのは、〇〇に気づかないから

 

では、「癇癪」がなぜ起こってしまうのかについて話を進めていきたいんですが、その話をする前に、癇癪に関係する「発達障害の人の重要な特性」があるので、それについて触れておきます。

 

ストレスの感覚を認知できない特性

 

「最近、なんかストレスたまってるのかわからないけど、イライラするわ~」

 

みたいな会話をどこかで聞いたことがあると思うんですが、こういう風に、

自分のストレスに気づくことができる

っていうのは一つの能力です。「1~10のストレスレベルがあるとしたら、今のストレスレベルは8や。そろそろストレス発散できることしないと・・・」というように、自分のストレスの溜まり具合っていうのが把握できれば、手の打ちようがあるわけです。

しかし、

・発達障害のある人はその「自分のストレスのたまり具合」を、健常者に比べて認識しづらい

という傾向があるように思います。

これは、重度の発達障害者の支援をやってきた経験から言えることです。重度の人たちは「さっきまでニコニコしていたのに、急にガラスを割りに行ったり」します。周囲に大きな損害をおよぼす行動を、「強度行動障害」と呼ぶんですがそういう人たちの支援では常に心が休まる暇がありません。いつ何を壊したり、叩いたりするかが読めないからです。

しかし、私たち支援員が行動を読めないのと同様かそれ以上に、重度の人たちは「自分が爆発するタイミングがわからない」んじゃないかと思います。それはなぜかと言えば、自分のストレスのたまり具合が全く把握できないからです。

重度の発達障害のある人たちに言えることは、少なからず軽度であったりグレーゾーンの人にも同じような傾向・特性があると考えてもいいでしょう。

つまり、

・発達障害の人の中には「自分のストレスのたまり具合」を把握できない人たちが一定数いるのではないか

ということですね。

 

癇癪はストレスのたまり具合がわからず、ストレスが限界を越えた時に突然起こる

危機一髪ゲーム

例を出すならば、膨らみ続ける風船をリレーのように渡し続けるゲームがありますよね。あのゲームでいうと、

・健常者「大分風船ふくらんできたからそろそろ爆発する!早く渡さないと!!」

・発達障害のある人「風船がどれくらいふくらんでるか見えない。まだいけるんじゃないか??」

というような感じです。ふくらみ具合がわからないから、危機感もほぼないわけですね。爆発してはじめて、「あ、風船ふくらんでたんだ・・・」と気づくんです。

健常者は限界がわかるために、ストレスを小出しにできるけど、発達障害者は限界もたまり具合もわからないために、一気に爆発してしまう、というわけですね。

火山の噴火に例えると、健常者はダラダラと溶岩を垂れ流すキラウェア火山、発達障害者はドッカーンと爆発する桜島みたいな感じです。地理が好きな人だけに向けた例で恐縮です。

粘性少ないマグマはサラサラと流れ出す。

 

癇癪を起さないためにどうするか?

 

発達障害のある人は、ストレスのたまり具合を把握できないために、突然爆発して、「癇癪」を起こしてしまう、ということについて発達障害の特性を切り口にしてお伝えしました。

発達障害の重度の方への支援時によくあった「突然の問題行動」について触れ、発達障害の特性として「ストレスのたまり具合」が把握できないために「癇癪」が起こるまで自分のストレスがたまっていることに気づかないのではないか、ということをお話ししました。

 

では、癇癪は防ぎようがないのか?ということなんですが、ストレスとしては把握できないのかもしれませんが何かしらの前兆はあるはずなんですよね。この感覚っていうのは人それぞれだと思いますが、私の場合、

「なんか背中が丸くなってくる」、「首が回らなくなってくる」、「まぶたが落ちてくる」、「肩がこりがち」、「人と会いたくない」、「コンビニで飲み物買うのが嫌で自販機に行きたくなる」、「唾液が少ない気がする」、「なんかわからんけどザワつく」・・・などなど。

こんなときにストレスがたまっていることが、経験上多いです。

こういう前兆には、日ごろから感覚を研ぎ澄ませて、自分の感覚を信じていないとなかなか気づくことができません。インターネットでこれらの状態を調べたって、情報はまったく出てきませんし、他の誰かに相談してみたところで

「気のせいでしょ」

で一蹴されます。

「いや、気のせいじゃねぇーよ!!」

胸を張って言えるかどうか。そこが非常に重要なポイントになってきます。その自分独自の感覚を胸張って信じることができていれば、適切なタイミングで休んだり、ストレス解消したりということができるはずです。

まだ小さな子どもの場合は、「うちの子はこういうときに癇癪を起こし易い」という判断を親御さんが自信を持って管理してあげることで、癇癪は明らかに減るはずです。それは周りの親御さんに相談したところで、同じような子が周りにいる確率は極端に低いので、参考にすることができません。

あとは、やはり自分の好きなことに集中できる時間は定期的に確保するのがよいと思います。「きいたよね、はやめのパ〇ロン」ではないですけど、爆発の兆候が感じにくいからこそ早め早めにストレスを発散させていく意識が必要なのかもしれません。

 

今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。

人気ブログランキングに参加しております。応援のポチり!よろしくお願いします!

人気ブログランキング
 

メルマガ「自分の感じ方に正直になる」


メルマガ「自分の感じ方に正直になる」は、発達障害の診断がある人でもない人でも楽しめるメールマガジンです。

・発達障害は千差万別の障害です。
ADHDでもそれほど多動でない人がいたり、
ASDでも空気が読めないというより読み過ぎてしんどくなる人がいたり、
学習障害といっても識字が苦手な人も、算術が苦手な人もいます。

一人ひとり違う障害なのに、統一された支援方法があるはずありません。
個々に合わせて『生き方』『働き方』『恋愛の仕方』『コミュニケーションの取り方』があってしかるべきです。

医師の処方は不安や緊張、テンションの起伏、感覚過敏を和らげます。
カウンセリングは、過去の体験からのダメージを減少させてくれます。
相談支援は、あなたに適切な施設や法律、サービスを教えてくれます。

しかし、上のような機関ではあなた自身の能力を発見したり伸ばしたり
あなたを現在取り巻く「環境」を良くしていくことはできません。

友人や家族は自分の不安や悩みを聞いてくれますが、
発達障害について詳しくありません。

実際に多くの当事者(重度〜グレーゾーン、児童〜中高年まで)と公的にも、私的にも接してきた
NEIの提供する情報は、これまであなたが受け取った情報のどれとも質がちがうでしょう。

明日から10通ほどの「感じ方に正直になる」ためのメールがあなたのメールアドレスに届きます。まずは3日分に目を通してみてください。人間関係やコミュニケーションで一番重要な自信がついてくるはずです。

せっかく発達障害というものを知ることができたのだから、
色んなタイプの情報をたくさん得て自分を知るためのヒントとして活用してみてください。
※登録はもちろん無料ですし、全てのメールに解除リンクがついているので好きな時に解除できます。

【今登録された方限定!】定型発達の人のコミュニケーションをNEIが徹底的に分析し、会社や学校で立ち回る上で圧倒的に楽になれるレポートを無料でプレゼント中!

※携帯キャリアのメール(docomo, ezweb, softbank)やicloud、hotmailはシステムの仕様上メールが届きにくいのでその他のアドレスを推奨しております。