今回は出産〜子育てについてナミさんからのお話です。

・子どもに何を語りかけて良いかわからない
・哺乳瓶やおもちゃの消毒などにこだわり過ぎてしまう
・保育士や他のママとの人付き合いができない

など、ASD特有の悩みをリアルに伝えてくれています。


こんにちは!ナミといいます。

この記事では私のようにASDと診断されたり、発達障害の特性がある他のママさん達の役に立つかもしれないので、自分の子育ての体験を話していきたいと思います。

①ASDと診断されて

私がASDと診断されたのは、2015年の12月頃です。

が、その前に私は19歳の時から不眠症に悩まされるようになり、不眠外来のようなクリニックに通うようになりました。

その他に体にも症状が出てきたので色んな病院に行って診察をして貰ったのですが、血液検査も問題なし。至って健康です。

と、診断されました。

しかし、その時の私は毎日倦怠感、目眩、耳鳴り、吐き気等の症状と不眠に悩まされていました。
不眠外来では睡眠導入剤しか処方されず、詳しく話を聞いてはくれずただ薬を出すだけ、といった感じでした。

そんな時にある内科の病院の先生から

「1度精神科を受診されることをおすすめします。」

と言って紹介状を書いて頂きました。

紹介状を手に私は初めて精神科に受診したのですが、結果は鬱病、パニック障害と診断されました。

その時はまさか自分がASDだとは思ってもなかったです。

7年間ぐらい投薬治療を受けて元旦那に出会ってからは、薬を完全に辞めることが出来ました。

その間に私は妊娠、結婚、出産、離婚を経験してまた、産後うつとなり現在も精神科に通っています。

②発達障害と気付いた経緯

2015年12月頃に診断を受けたのは、最近よく聞くアスペルガー症候群てなんだろう?と、自分で調べたり本を買って読んだりして、書いてある事が丸ごと私と一緒じゃないか!と思い、精神科の医師にそのまま伝えたら、
「1度心理検査をしてみましょう」

という事で検査をした結果、ASDと診断され、今までの鬱の原因はASDであって周りと同調する事が難しかったからでしょうと、二次障害だと言われました。

私は今までずっと人と何か違う。常識を知らないバカだ。空気を読めない人間なんだと、
自分を責めていましたがその原因が、脳の問題で私がASDだからなんだと、安心した事を覚えています。

③ASDの私の子育て開始

私が出産したのは2015年10月です。

それまでの経緯も話すと物凄く長くなってしまうので、今は書きませんが、出産まで私はハイリスク妊婦として総合病院に入院していました。

出産は物凄く辛かった…。あんな痛みは二度と味わいたくない!と思いましたが、無事産まれた赤ちゃんを見てとにかく私は安心しました。

ですが安心したのもつかの間…新生児のお世話が待っています。

初めて授乳する時、オムツや服を変える時。周りのママさん達は赤ちゃんに普通に話しかけているんですよね。
「オムツ替えましょうねー!」「いっぱいミルク飲んでねー!」

私はというと赤ちゃんは可愛いと思うもの、どう言葉をかけていいか、どう接したらいいか、泣くことしか出来ない赤ちゃんに対してただただ黙々と助産師さんに言われた事をするだけでした。

自分の赤ちゃんを可愛いと思ってないんじゃないか?と助産師さんに思われてるんじゃないかと不安で仕方なく、作り笑いをして過ごしました。

初産ということもありますが、周りから見たら変な人だったと思います…。退院する時に正直自分に育てられるのか?と、漠然と不安がありました。

④ASDの私が大変だった事

現在は子供も3歳になり、魔の3歳と言われる時期で本当に毎日戦場かっ!と、思うぐらい元気でワガママで大変です。新生児期の方が楽だと思うぐらいに2歳後半から3歳の自我の芽生えは凄いです。

イヤイヤ期から自分でヤルヤル期
本当に大変ですが成長してるんだと感じると、嬉しく思います。

新生児期の頃のお話をすると、私の子供は生後2週間前後で幽門狭窄症(ゆうもんきょうさくしょう)になりました。
幽門狭窄症とは、胃と腸の間が狭窄し、ミルクが腸まで届かなくなる病気で、1000人に1人の割合で発症するらしく、男の子の方がなりやすい病気みたいです。

最初はしっかりミルクを飲んでいたのに急に吐くようになり、母にも助産師さんにも相談しましたが新生児はミルクを吐くのが普通だと言われ、取り合って貰えませんでした。

その時私は子供と2人で生活していたので、産後すぐに病院にも連れて行く体力もなく、母に泣きながら訴えましたが仕事が忙しいとほったらかしにされた結果、私は半狂乱し母に

「もう育てる事は無理!私もこの子も死んでしまう!」

と絶叫し、流石にやばいと思った母は仕事を辞め私と子供は実家に帰ることになりました。

そして幽門狭窄症がわかったので子供は手術をして無事に治っりましたが、私の鬱病が再発してから一切子供に接する事が出来なくなりました

きっとASDの特徴の1つである心が爆発して何も出来なくなる状況。メルトダウンと言われる現象が起こったのだと思います。

子供は母に任せ私はずっと部屋に篭もり心の嵐が過ぎ去るまで、子供に接する事は出来ませんでした。
数ヶ月部屋に篭もり何もしないまま毎日が過ぎていき、私はいったい何をしているんだろう?
どうして自分の子供を守る事が出来ないのだろう?

悲しくて苦しくて自分を責め続けました。
やっと子供に接する事が出来るようになって久しぶりに抱っこしたり、ミルクを与えたり、そうするとやっぱり大切な存在だ。守らなきゃ!という思いが込み上げてきました。

⑤ASDの私が大変だった事2

それからは子供もすくすくと成長していき、母に助けられながら私なりの子育てをしました。
母と子育てをする中でも母と衝突する事は沢山ありました。

ASDの特徴であるこだわりが強く出てしまい、ミルクの温度から哺乳瓶の洗浄、使うオムツの種類、着させる服の種類と、

沢山のこだわりに縛られて、鬱はどんどん悪化していき、母と衝突する度に私はメルトダウンを起こし、
また子供から離れてを繰り返していました。

子供が1歳になる頃にはそのこだわりもだいぶ解消されていきましたが、小さい赤ちゃんのうちは神経をかなり尖らせていました。

1歳ぐらいの頃は立って歩くようになり、色々な物を触るようになり、口へ運んでをするので、おもちゃや子供が触れるとこに対しての清潔感に対するこだわりがまたも私を苦しめました。

とにかく綺麗にしてなきゃダメだったんです。

バイ菌が入るんじゃないか!と怖くて怖くて。それにフラフラと歩くもんだから、頭をぶつけるんじゃないかと不安にもなり目を離せなくなりました。一種の強迫障害にも思えます。

子供が病気になると普通は母である私が病院に連れていかなくてはならないのですが、鬱病のせいもあり殆ど母や父に任せていました。

今考えたら小さな事からいっぱいASDの特徴で悩んだ事が沢山ありますが書ききれませんね。
保育園にもシングルマザーや私が鬱病と言うことで赤ちゃんの頃から通わせる事は出来たのですが、他のママさんと関わるのが嫌だったり、保育士さんと関わるのが嫌だったりで、送り迎えも母や父に任せ切りです。

現在もそうです。他のママさん保育士さんとのコミュニケーションを上手く取れないんです。
もう今もママさんグループは出来ていてまさに今の私の悩みでもあるんですが、全然自分から入っていけない事。子供の為にもと思うのですが、中々上手くいきません。

あと驚きとともに面白いなと思う事があるのですが、子供が大きくなって2歳後半とかになるとごっこ遊びや色んな遊びをするんですが、例えばごっこ遊びでお店やさんごっこをすると、子供の遊びなんてルールもないし、自由に遊びたいように遊べばいいのに、私のこだわりがここにも出てきてしまい、お店やさんごっこでも一連の流れがないとイライラしてしまうんですよね。

おもちゃを買ってお金を払ってとかいう流れを乱されると、大人なのにもう嫌ー!やりたくなーい!
となってしまうんです(笑)

今はそれは自分の特徴であるからと理解して、イライラする事もなく遊べていますがこんな所にもこだわりが出るのかと面白くもなりました。

⑥現在子育て中のママさんこれから子育てをするママさんへ

私がASDだと診断されたのは出産後でしたが、ASDだと診断され、子育て出来るか不安な人もいると思います。
ASDでもそれぞれ特徴や特性が違うから一概にこうだ!とは言いきれませんが、1番伝えたい事は

「頼れるものには頼りましょう」

ということです。

私はASDで二次障害で鬱病まで発症してそれでもなんとか子育てが出来ています。残念ながら旦那さんはいませんが、申し訳ないと思いながらも、母や父にしっかり頼っています。

他にも精神科の医師やケースワーカーさん、保健士さん色んな方にアドバイスを貰ってやってこれました!
私は何度も子供から逃げてはいましたがその度に周りが助けてくれました。恥ずかしい気持ちも勿論ありました。

普通のことが出来ないのですから…。

でもやっぱり誰かに頼ることは悪い事ではないと思います。私は沢山助けられて感謝しました。

1人で背負うと一生子供と向き合えなかったと思います。
だからもし、同じように苦しんでる人がいたら頭を下げてでも周りに頼ってください。私は母が居なかったらどうなっていたかと思うとゾッとします。

旦那さんでも母親でも福祉関係の人にでも、辛いことを話して見て下さい。何か解決したり楽になったりすると思います。

あとは私は「ASDなんだから仕方ないじゃん」と、楽観的にみることが出来るようになったといいますか、開き直ってしまうのも良いと思います。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。少しでも同じような人がいると思うと楽になれると思うので、ASDの皆さんとは仲間です。

一緒に子育て頑張っていきましょう!ナミでした。


以上です。ぜひ感想などがあれば、ツイッターでもご意見ご感想箱からでも構いませんのでお送りいただけましたら執筆者に責任をもってお届けさせてもらいます。


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