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発達障害啓発するすべての人に心の底から言いたいこと

どうもNEIです。

今回は少し腹の中にしまっていたことをぶちまけさせてもらいます。

理想として、僕は発達障害のある人が、発達障害を全く意識しなくても生きられるような社会を実現したいと思っています。

例えるならば、今視力が0.1以下というような人たちがいちいち自分を視覚障害だなんて思っていなくて、ただメガネやコンタクトを朝起きたらつけるだけ、メガネやコンタクトをつけてることすら自分も周りの人間も特に気にしていない。

そんな風に発達障害もなって欲しい。
っていうか、恐らくそうなると思ってます。

僕ももう発達障害に関しての発信を始めてから結構経ちます。
ましてや僕自身は発達障害の診断を受けていません。
その理由については長くなるので割愛しますが、そういうポジションから発信を続けていると必ず現れるのが、僕のことを差別しているという人です。

別に僕自身が誰にどう思われようが全くもってどうでもいいです。

外野の人たちにいくら差別と言われようが、僕は自分の活動が意味のあるものだと信じています。
じゃなかったら子どもや奥さんや公務員の仕事を捨ててこんなわけのわからんネットでの発信なんてやりますか?という話です。

だから、別に僕がよく思われたいとかではないんですが、今後発達障害について発信していく人たち、すでに発達障害の啓発のために動いている人たちまで「差別主義者」なんて思われるのも癪なので、今回あえてこのテーマに触れようと思ったんです。

当たり前の話ですが、

「発達障害」について何かしら言おうと思うと、絶対に人類っていうのが、「健常者」と「発達障害者」に分かれます。

「健常か」「発達障害か」に分かれているという前提の上にしか、発達障害に関する発信はできません。

「発達障害」の人だけどこかの隔離された島みたいなのに隔離して、発達障害の人だけで理想の国やら楽園でも作ろう、みたいな方向性の活動家もいるでしょう。

そういう人たちにとっては「健常」OR「発達障害」という構図を認めることは特に何の問題もないですよね。

でも、僕は発達障害があろうが、なかろうが、「人として」、「同じ人類として」扱ってもらいたい。扱ってくれる世界になって欲しいというポジションを取っています。

そういう人間にとっては「健常」OR「発達障害」という構図を認める発言というのはなかなかにセンシティブな問題です。

同じ人として扱って欲しいと言っているにも関わらず「発達障害」という単語を口にするのはオカシイじゃないか、と言われるわけです。

さて、このポジションを取る人の中でも実は2種類のタイプがあります。

①「発達障害」を個性や才能として「発達障害」という言葉自体を使わないようにしようとしている人たち。

②「発達障害」を現在は「障害」とみなしながらも、それを障害たらしめている「(物理的・心理的)バリアー」をこの社会から取り除くべく活動している人たち。

僕は②です。

②のうちでも心理的バリアーを取り除かんとしている人間です。

ここで正直に、腹を割らせてもらうと、①の人たちのことが僕には理解できません。

現状発達障害として、苦しんでいる人たちがいるのに、それを認知してもらうための「発達障害」という言葉を社会から消してしまおうと言うんです。

これまで先人が長い時間をかけてやっと「発達障害」というものを社会に認知させるまでに至ったにも関わらず、その努力を無視しようというわけです。

発達障害に関してもこれは一つの「差別問題」である以上、歴史にならうここでヒントが得られるかもしれません。

これまで実際に、差別撤廃運動をしてきた人を見てみましょう。

登場してもらうのは「黒人」差別の撤廃に一役買ったキング牧師です。

彼の有名な演説「私には夢がある」。社会の教科書に出てきたので知ってる人は多いでしょう。
さすがに、彼が黒人差別をしていると思う人はいないと思います。
黒人の人権に対してどれだけの貢献をしてきたかを鑑みればそんなことは言えないはずです。
では、彼の演説を見てみましょう。

「しかし100年を経た今日、黒人は依然として自由ではない。100年を経た今日、黒人の生活は、悲しいことに依然として人種隔離の手かせと人種差別 の鎖によって縛られている。100年を経た今日、黒人は物質的繁栄という広大な海の真っ只中に浮かぶ、貧困という孤島に住んでいる。100年を経た今日、 黒人は依然として米国社会の片隅で惨めな暮らしを送り、自国にいながら、まるで亡命者のような生活を送っている。そこで私たちは今日、この恥ずべき状況を 劇的に訴えるために、ここに集まったのである。」
「私には夢がある」(1963年)

冒頭の1つの段落内だけで4回も「黒人」と言ってます。
「肌が比較的黒い人たち」だとか、そんな遠回しな言い方はしていません。
黒人の差別問題に最も貢献した人物が「黒人」と何度も言っているわけです。

問題は問題と認知してもらえなければ解決には向かいません。
今、発達障害のことを呼び方を変えようなんていう努力が、発達障害の人たちの人権を取り戻すことをもしかしたら邪魔しているかもしれません。

もしかしたら、「差別問題」を解消しようと動くならばその道中である種の「差別」をすることは避けられないのかもしれません。
それは罪深いことなのかもしれません。

でも例え自分がある種の「カルマ」を背負ったとしても、これから生まれくる発達障害の子どもたちが何も自分の障害を気にせず生きられるのなら、「差別主義者」と罵られたって意味のあることではないですか。少なくとも僕はそう思います。

今回の件とは関係ないですが、「啓発」について思うことも合わせて書いておきます。
もう一度キング牧師の演説を抜粋します。

「しかし私には、正義の殿堂の温かな入り口に立つ同胞たちに対して言わなければならないことがある。正当な居場所を確保する過程で、われわれは不正な行為を犯してはならない。われわれは、敵意と憎悪の杯を干すことによって、自由への渇きをいやそうとしないようにしよう。われわれは、絶えず尊厳と規律の高い次元での闘争を展開していかなければならない。われわれの創造的な抗議を、肉体的暴力へ堕落させてはならない。われわれは、肉体的な力に魂の力で対抗するという荘厳な高みに、何度も繰り返し上がらなければならない。信じがたい新たな闘志が黒人社会全体を包み込んでいるが、それがすべての白人に対する不信につながることがあってはならない。なぜなら、われわれの白人の兄弟の多くは、今日彼らがここにいることからも証明されるように、彼らの運命がわれわれの運命と結び付いていることを認識するようになったからである。また、彼らの自由がわれわれの自由と分かち難く結びついていることを認識するようになったからである。われわれは、たった一人で歩くことはできない。」
「私には夢がある」(1963年)

彼は「創造的な抗議を」と叫んでいます。

訴えかけることは大切です。しかし暴力はないにしろ、ただ「分かってくれ、俺たちは辛いんだ」と叫ぶだけではその声は届かないということです。創造的に、つまりいつもクリエイティブに訴えかけなければいけないんです。

そして、健常者の運命は発達障害者の運命とも結びついていることを認識しなくてはいけません。発達障害者が自由になる時、健常者も同時に自由になっていなければならない。発達障害者だけで自由を得て、発達障害者だけで歩き出すことはないのです。昨今の「啓発活動」をみて思うことをただ思うままにお話ししました。

以上です。お読みいただきありがとうございました。

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