今回は、自分のための覚書として。

人間関係で悩み、命を自ら絶つという人も多いと思う。
しかしそれは、人間関係の重要性を相対化することでクリアーできるのではないか?
というふうに感じたのでアウトプットしようと思う。

実行力を高めるための『人間関係』

アドラーが言ったらしいタイトルの、「悩みの9割は人間関係だ」という説について
確かに振り返ってみれば人間関係についてあれこれと悩むことが
自分の人生についても多かったように感じる。

では人間関係さえうまくいってれば、人生オールOKと断定できるか?

っていうと、それはNOである。

そもそもなぜ人間関係が円滑である必要があるか?という点に、
その答えがある。

『生きていくため』っていうのがシンプルで俗な回答じゃないだろうか。

でも。
生きる=生命が維持できるっていう意味での“生きる”と考えている人が大半だと思う。

生きる=生命が維持できるっていうことが満たされただけで、僕たちは幸せと言えるのか?
ただ息をして、ご飯を食べて排泄をして、自堕落に暮らしているだけの状態を「生きる」
としていてもほぼ間違いなく空虚に襲われる。

お金を十分に稼いでいる(年収3000万とか)人が実際に、
生きれてはいるし好きなものを好きな時にある程度は購入して
消費することも自由気ままにできるが、端的に『朝起きる理由がない』ことの辛さを
語っているのを聞いたこともあり、これは正しいのではないかと思う。

となると『生きる』ことの捉え方に疑問を持つというのが普通の方向性だと考える。

生きるとは『活きる』でもあり、これは社会で『機能する』と捉えてもよい。

機能するをもう少し噛み砕くと『実行力が高い状態である』と言える。

つまり、

生きる≒活きる≒機能する≒実行力が高い状態

ということが言えるのではないか。

つまり、人間関係が円滑であることは実行力が高い状態であるために必要なんだ、
ということである。

生きるとは『問題解決』?

じゃあ、当然、何を実行するための実行力、ひいては人間関係の円滑さなのか?

という疑問に突き当たる。

その答えが、”問題解決”である。

問題解決の『問題』というのをかなり広義の意味合いで使っているので補足すると、

ここで言及している『問題』は、
個人の問題というよりは人間社会の問題、というニュアンスに近い。

  • 満員電車が窮屈で朝から人々のやる気と体力を削られてしまい都市の機能が低下している。
  • 感覚過敏の人間が着れる服が少ない。
  • 高い才能や志を持った若者が十分な教育を受けられない。
  • ニュースや広告など目に飛び込んでくる情報の質が視聴者の興味だけを重視しており酷い。

まぁ色々あるけど、そういったものを総じて『問題』としている。
これを解決することが『問題解決』だ。

この意味合いでの問題解決のための実行力、ひいては人間関係の円滑さ、
と捉えてみると人間関係という悩みの相対化が捗るのではないだろうか。

生きるとは、問題解決である

という捉え方は、俗に言えば『意識高い』と思われるかもしれない。
でも意識高くありたいとかあるべき、と考えてそう捉えているわけではなく、
空虚に生きる辛さを噛み締めた上で、しゃあなし、というニュアンスである。

(ただ生きていさえすれば、いいじゃないかとか、生きてるだけで丸儲け
みたいな考え方もあるし、それも尊重したいけど
ただ生きてる、その中から問題解決をする人たちも一定数は、結果的に出てきてしまうわけで、
そういう意味ではただ生きてる人も、意味がある。
問題解決をできる可能性を育む土壌、的な意味で意味があるが
じゃあ100%、ただ生存だけしてる人が量産されていく状態が、果たして素晴らしいのか?
というとそこには疑問符がつくのではなかろうか)

人間関係を壊しかねない『問題の見出し』

問題解決に必要なステップはいくつかある。
それをざっくり伝えやすいように4STEPくらいにまとめると以下のようになる。

  1. 問題を見出す。
  2. 問題の原因を特定する。
  3. 問題の解決方法を選択、決断する。
  4. 方法を実行する。

実行力にあたる部分は、主に2〜4のSTEPである。

2〜4に至るためには当然ながら1が必要になる。

でも1のSTEPについては、人間関係が破綻しかねない部分でもある。

先程あげた、問題の1つ目『満員電車』についても

満員電車をみんな現状は、甘んじて受け入れている。

この満員電車問題を解決せん、とした時にSTEP1として

『満員電車なんて、嫌だ!嫌じゃない?嫌でしょう!そりゃ。』

と声を上げる必要がある。
みんな甘受しているわけだから、そんなことを言い出されると非常に煙たいはずだ。

いや、黙って乗れよ。」

という圧力がかかる道理なのである。

ここで、それでも嫌だ!満員電車は止めるべきだ!
と押すと、
下手するとこいつは人間失格だ、人格破綻者だ、となり
人間関係が終了する可能性がある。

そうやって人間関係が終了した人たちの中には犯罪者も自殺者もいただろう。

その中でうまく人間関係を保てた、うまく説得する力や機会を得た人たちが
社会の大きな問題を解決してきたのだろう。

人間関係を重要視しすぎると問題を見出せない矛盾

実行力はSTEP2〜4で必要であり、STEP2〜4において人間関係が大切となるのだが

実は、

1の部分で、人間関係が壊れる危険性がある。

1がなければ2〜4は必要なくなってしまうから、当然STEP1が最重要なはずなのに
人間関係の円滑さを大事にしすぎてしまうと、
STEP1に及び腰になり、実行不可能になってしまう。

じゃあそこで自分が問題解決すべき問題を見出せなくなり、人生が詰むじゃないですか。

だから、人間関係を最重要にするのは本末転倒ですよ、ということ。

あなたにしか見出せない問題

人間関係は悩みの9割であるが、最重要ではない

という旨のことをここまでで力説してきた。

ちなみに、
このブログは発達障害やその周囲の人たちが読んでくれることを想定している。

つまり、異質な人間であり、問題を見出しやすい人たちがターゲットになっている。

僕自身、周りに理解されない異端な考えを持っている(時間を守りたくない、とかお金に対する考え方など)し、
それで人間関係が壊れてきたように感じている。

でもそれでも、人間関係を重視しすぎなくて良かったと心から思う。

人間関係が全てということを疑い、それを相対化するならばその先で、
あなたにしか見出せない問題を信じ、それを解決するための道を踏み出せるはずだ。

その時周りに誰も理解者がいなくなったら、いつでも相談してもらえたら、
多少の力にはなれるかもしれない。

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