発達障害は

プロフェッショナル?

これからの時代、一つのことを極めていくべきか?否か?

コロナによって、オフラインでのビジネス(飲食やイベント、旅行など)が軒並み破綻し、オンラインサービス宅配、通販などの需要が高まりました。


このブログでは当事者が家で稼いでいくっていうのが一つのテーマでもありますが、時代の変化も考慮に入れていかないと的外れになってしまいます。


発達障害当事者には、これからどういう在り方が求められるんでしょうか?


インターネット上での動き(Google、クラウドワーキング、ネット求人)などを実際にビジネスをやりながら肌で感じてきた私が、

・今後発達障害当事者が目指すべき方向性

について、思うところを述べていきたいと思います。

当事者はプロフェッショナル向き??

よく発達障害・・・というかASD(自閉症スペクトラム性障害)の人たちに言われることが、

・何かしらのプロフェッショナルが多い

というような話です。

興味の範囲が狭く、深く。

というのも、発達障害の人の特性として「興味の範囲が狭い」というものがあるんですね。

なので、ジェネラリスト(管理職)みたいな幅広く常識的な知識やスキルが求められるような仕事は向いていないとされています。

それよりは専門性の高いスペシャリスト(特定の分野のプロフェッショナル)が向いていると言われるのはこう言った特性があるからですね。

プロが降りてくる&アマのレベル

これまでは「プロ」というと、僕らみたいな「アマ(アマチュア)」にはまったく手が届かないような、雲の上のような技術を持った人たちでした。

しかし、最近の傾向を見ていると、この雲泥の差だったプロとアマのスキルの差がどんどんと平らにならされていくような動きがあります。

ギャップが埋まってきた。

なぜそんな風に感じるのか、少し例を挙げて見ていきましょう。

ネット上で見られる均質化の動き

・GoogleがE-A-Tを重視してきている。

ブログを運営していると、グーグル先生の目がとても気になります。彼の機嫌一つでアクセスが何百PV、何千PV変わってしまうんですよね。

そんなグーグル先生が最近、重要視しているある項目があります。

それが「E-A-T」です。

Eは、Expertise(専門性)。

AはAuthoritativeness(権威性)。

TはTrustworthiness(信頼性)。

めちゃザックリ言えば、発信者としてのプロが求められているということですね。

特に投資関連だったり健康医療関連だったりの情報は、どこの誰かもわからない人の情報はとても危険です。

その情報を信じたことで大損をこいてしまったり、健康が悪化して命に関わるかもしれません。

なので、グーグル先生は「E-A-T」を大切な項目として、プロが発信している情報をランキング上位に表示するようになったんですね。(Googleのガイドライン

Googleのガイドライン

これによって、プロがブログなどをどんどん書くようになりました。その結果、プロのスキルや知識がどんどん身近になってきました

・クラウドソーシングなどでプロ兼業のライター需要が高まっている。

私はクラウドワーキングサイトにて、Webライターの仕事も1年以上やってきまして、それで感じるところなんですが

ラン●ーズやクラウドワー●スなどのクラウドソーシング上において、プロの需要が高まっています。

プロの需要・・・というより、専門性の高い記事の需要と言った方が良いかもしれませんね。これは先ほどのGoogleのサイト評価基準の変更も影響していると思いますが、

現在クラウドワーキング系サイトでは、ある程度専門性を持っている(実務経験がある)人の募集が絶えません(プロ、元プロは問わず)。

Webライターが記事を作成する際の「文字単価」で見てみると、

  • 専門性のある人に記事を書いてもらう場合・・・文字単価1.5〜3.0円
  • 専門性がない人に記事を書いてもらう場合・・・文字単価0.4〜1.5円

というように、プロとアマの間には大きな価格差があります。

そのほかにも、

  • YouTubeにプロのお笑い芸人や俳優が進出してきた。
  • 誰でも本を書ける(Amazon Kindle Publishing)

なども、ネット上で起こっている大きな変化かもしれません。

その結果、

プロの芸人や俳優などによる良質な動画ライブの増加。

誰でも簡単に出版ができるがゆえに、専門性のあるプロたちが簡単に自分のスキルや知識を書籍化するようになった。

こういった変化により、優良なクオリティの高い情報やコンテンツがネット上に溢れるようになってきました。

教育が身近にあふれる時代

そんな感じでプロが発信する優良コンテンツっていうのがどんどん身の回りに、安価 or 無料で溢れてきています。

そうすると、一体どんなことが起こってくるんでしょうか?

コンテンツが無料化

まずは、コンテンツが無料化していきます。

クックパッドなんかで素人さんがレシピを出していたのは無料で見れました。

一方で、プロの料理本なんかは書店で買わないと見れませんでしたよね?

しかし、プロの料理人が無料でレシピや調理スキルを公開してくれば、私たちは無料でそういったものを見ることができるようになります。

マンツーマンレッスンが増え、安くなる

「結果にコミットする」●ザップ、みたいなビジネスモデルが最近というか少し前から注目されるようになっています。

無料の情報がたくさんあるので、自分で筋トレをしたりダイエットをしたりするための情報収集が簡単になりました。

しかし、いくら情報があったとしてもモチベーションを保つのが難しいんです。

そのためマンツーマン方式のレッスンの価値が、どんどん高まってきます。

そして、ニーズが高まった結果、そう言ったサービスがどんどん巷に現れてきます。

そして、各社競争していった結果、とても安くマンツーマンが受けられるようになるでしょう。

教育×エンタメ

優良なコンテンツは、これまでは専門学校へ行ったり大学へ行ったり、スポーツの養成校へ行ったりしないと手に入りませんでした。

それが安価で、もしくは無料でゲットできるようになったことで

誰もがカジュアルに、趣味で何かを学ぶようになっていくでしょう。

最近のオリラジ中田氏のYouTubeチャンネルなんかを見ると、教育×エンタメの動きがすごく現れているなと感じます。

そう行った学びをしても、別にそれで食っていくわけではないんですよね。

ただただ、勉強するのが遊びや趣味という感じになっていくんです。

プロになるためにサッカーを学ぶわけでもなく、

コックさんになるために料理を学ぶわけでもなく、

哲学者になるために哲学を学ぶわけでもない・・・

みんなが、ただ自分の楽しみのためだけに勉強するようになっていく、というわけです。

クオリティは問題じゃない?!

こういった変化から、今後どういうニーズが増して、どういった商品やサービスが売れていくのかについて考えてみます。

プロ中のプロ以外は生き残れない?

専門的な知識やスキルがどんどん溢れてくることによって、

クオリティを重視して商品やサービスを買う人は、トップクラスのものだけを購入するようになるでしょう。

その結果、今いるプロのうちの大半は淘汰されて消えていき、「プロ中のプロ」みたいな人だけが残る、というような状況が起こるのではないでしょうか?

クオリティ高いものよりも「応援」

その一方で、クオリティの高い商品・サービスではなく、「応援の気持ち」でお金を払いたい人が現れてくると予想されます。

「いつもお世話になっているから。」

とか

大変な時期だから、お互いに助け合わなきゃね。

とか。

「自分も応援することで、一緒に夢を見させてもらうよ。」

とか。

そういう購買ニーズが登場し、どんどん増えていきます。

現に、クラウドファンディング が隆盛となりMakuake(マクアケ)が上場したりしていますよね。

これまでにない新たなお金の使い方が注目されている証ではないでしょうか。

発達障害の人が目指すべき方向は?

非常に前段が長くなってしまいました。

ざっくりまとめると、

  • ネット上でプロや元プロの発信が求められている。
  • 実際にネット上で発信するプロが増えまくった。
  • その結果、クオリティ高い情報が安くなったり無料になった。
  • モチベーション管理が重要視されるようになってきている。
  • 学びがエンタメの一つになりつつある。
  • クオリティ重視の買い物と、「応援」重視の買い物に分かれる。

という感じですね。

では、こういう流れを考慮した上で、発達障害の人が生き残っていくにはどういう道があるでしょうか?

目指すべきパターン3つ

[Aすごくニッチな市場のトッププロを目指す。]

こう行った時代の流れを見ていくと、発達障害の人がいくらプロフェッショナル向きとはいえ、

プロの世界で戦っていくのはとても難しいと言わざるを得ません。

プロの中のプロしか生き残れないであろうから、その業界で5本の指に入るくらいのプロにならないといけないからです。

しかし、市場が大きいところでトップになるのはとても大変です。

例えば英語の先生になろうと思っても、英語の先生はものすごくたくさんいます。

しかも発達障害の人の興味の対象範囲はとても狭いので、英語とは言っても面白さを感じない分野も多いです。

「英語は好きだけど、人と話すのは別に好きじゃない

とかいう人もいるんですね。そういう人は、ものすごくニッチな市場を攻めるのが良いでしょう。

英語の映画のプロレビュアー、とか洋書の翻訳のプロとか、英語圏文化の研究家とか。

そういう狭い範囲に絞れば、その業界でトップになるのはより簡単になります。

[Bモチベーターのポジションを狙う。]

もう一つのパターンは、専門性を身に付けるのはほどほどにしてモチベーターポジションを狙っていくっていう方向性です。

エンタメ×教育の流れが主流になれば、カジュアルな学びが増えていく。

その時に求められるのは知識やスキルではなく、学ぶためのモチベーションを高めてくれるプチ専門家です。

楽しそうに一緒に学んでくれる人になっていく。いわゆるコーチやパーソナルトレーナー、さらにいえば、趣味のグループのリーダー、ファシリテーターみたいなポジションも狙っていけるでしょう。

[Cチームでなんとかしていく]

最後めちゃ宣伝なんですが・・・

2020年4月よりスタートした「発達マーケティング&セールス研究所」ではそんな新しい時代に当事者がどう自分のやりたいことで食べていけるかを、みんなで研究し、お互いに助け合って行こうよ、というような活動をしています(2020/5現在24名が参加中)。

フリーランス、これからブログを始めたい方、動画編集者、公務員、オープン就労中の方、大学生、新社会人・・・非常に多種多様な人が参加してくれています。

自己管理が難しい人のための当事者同士のオンラインコワーキングスペースなども最近始めて、「めちゃめちゃ捗ります!」ととても好評です。

もし興味がありましたら、誰でも参加できますので気軽に下のボタンより参加申請してくださいね。

マセ研のコンセプトやコンテンツ詳細はこちらから確認できます。

今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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