今回はあまり発達障害関係ない、思想的なお話。
嫌いな人は読まなくていいと思います。
でもこのブログの古参読者の方々なら、結構好きな話なんじゃないかな?と。
4つの階層

a層(維持層)・・・現状で満足。疑問がない。
b層(結果層)・・・結果が欲しい。(ex)モノ、お金、名声、知識、等。
c層(方法層)・・・やり方、勝ち方、学び方、得方が欲しい。
d層(本質層)・・・「向き合い方」が欲しい。
豊かになるほどに、d層が増えていく。
c層以下にいる人たちには、d層が何を望んでいるのか理解不能。
というか、自分より下の層のことしか理解できない。
d層の人たちは、「本質(向き合い方)」ありきでしか行動ができない。
向き合い方とはどのようなものか?
先ほども言った通り、
「向き合い方とは何なのか?」
これが、c層以下の人には理解ができない。
向き合い方(=本質)とは何なのか?
を列挙すると以下のような感じ。
- どんな時にありがたいと感じたら良いのか?
- どんな時は良くない兆候なのか?
- 良くない時に、何を施せば良くなっていくのか?
- 究極的な目的は何なのか?
- 本来、「あるべき状態」はどのようなものなのか?
- どういう所作でそれを行うのが最も崇高なのか?
と列挙しても何のことやら良くわからないかもしれない。
何かしらの結果を得るだけならば、「向き合い方」は一切必要ない。
だからこそ、c層以下の人たちは「向き合い方」に興味をもつことがない。
それゆえに、d層の人たちとc層の人たちは会話がうまくできない。
d層の人が「こうあるべきだよね」とc層の人に問いかけたとしても
「え?そんなの必要ある?勝てれば(得られれば)いいじゃない?」
と返ってくるのが通常だ。
向き合い方の5分野「シスコビカ」
向き合い方は、あらゆる対象にあるモノだけれど
生きていく上で大きく5つの分野がある。
- 食・・・しょく。食べること。
- 住・・・すまい。空間、居場所。
- 関・・・コミュニケーション。関わり、恋愛、友人、家族。
- 事・・・ビジネス。事業、貢献、価値提供。
- 体・・・カラダ。姿勢、体幹、筋肉、柔軟性。
以下、当ブログではこの5つの分野を頭文字をとって「シスコビカ」と呼ぶことにする。
宗教で言えば、これを食べてはいけないとかやっちゃダメとかいうのは
b層の人(結果が欲しい人たち)が受け入れやすい(イスラム教など)。
仏教は、方法論が強いため自力で改善するc層向け。
日本の神道などは、モノや行為それぞれに人格(神格)を与えており、その『付き合い方』を意識させるモノだが、
払ったり清めたりしてもらってそれで良し、とするならばb層向けにもなる。
キリスト教は、隣人愛や信じるという態度を最も重く置いており、d層にも向けられている一方、旧約聖書では律法が重きを置かれているため、b層にも向けられている。
日本はd層へと移行しつつある
とにかく最近はd層の人たちがどんどん増えてきている。
そして、d層の人たちは基本的にかなり孤独感を味わっている。
なぜなら、
ほぼ周りがc層以下の人たちだから。
だからこそ、
d層の人たちが集まれるような居場所作り
が必要になってくる。
でないと、彼ら彼女らは実際に行動することができなくなり、
結果として、
無気力状態に陥り家で漫画読んだりアニメを見ているだけの無為な消費者
に成り下がってしまう。
という感じで今日は問題提起だけして終了します。
お読みいただきありがとうございました。
全然関係ないけど新刊出たので、良かったら読んでね。
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